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ジェイソン流お金の稼ぎ方(厚切りジェイソン)

前作の続編みたいなつくりですが、前作はマネープランが主題だったのに対して今作はライフプランが主題となっています。

どこも納得できる話ばかりなのですが、とくに後半は胸に刺さります

固定観念を少し覆す考えも書かれていて、これも納得できます。

著書では、「今の時代においては、すぐに建て直しが効くワラの家がいい(レンガの家は建て直すのが難しい)」
と書かれています。「トライアンドエラー」を繰り返す事が成長になる、という考えです。

また、著者は、継続することの大切さについて、「漢字の書き取りを15年毎日続けた」事を掲げ、「スキルが身についたことより、『続けられた』という自信がつく」事を掲げています。子どもを導くうえでも重要な要素だと思います。

それから、「2つのことを並行して進めていれば空いた時間にもうひとつの仕事のタスクを進められる」とあります。まったくそのとおりで、私なんか4・5個のタスクを並行していますが、ときどき何が何やら訳が分からなくなるので、メモ帳にタスクを書き出してから並行するようにしています。

著者は、
「やりなさい」と言われることに子どもは反発して、えてして嫌いになってしまう
と書いていて、それが「これからどうしたらいいか」と、次を考えられないような人間になってしまうのではないかと述べています。

「目標は極限まで小さくする」というクダリも納得できます。あげていた事例もとても具体的です。

最後に、「ダメ」と言われて前へ進めない環境にいる人に対して、

まずは許可を取らなくちゃいけないみたいな考え方をやめてみると、挑戦をする人も増えて、成功者も増えるんじゃないかな。
とりあえずやってみて、怒られたらあとで謝ればいいんだよ。

とありました。
そうそう、と読みながらうなずきました。
日本は「許可ありき」(責任逃れ)の文化になっていないか、と考えさせられました。

まずは自分から、「とりあえずやってみる」を実践したいと思います。




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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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