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ファンはこれを訴えたいのです(ミドル級王座統一戦)

歴史的な試合が終わりましたね。本当に、これは歴史的な試合でした。

もうひとつの感動

アマゾンプライムに入らないと見られない、ということで、入りました。

てか、これで本当に見られるのか? アマゾンプライム初心者は最後まで疑っていました。

すみません。見れました。

いいわこれ、と思ったのは、放映の音声を、さいたまスーパーアリーナの方も聞けることです。これまでの放映では、会場に音声は聞こえていなかったと思います。

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会場にいる方が、放映で喋っている方々と同じ情報を共有できる、これは非常にすばらしい事です。なおかつこの日の解説者の方々の分析はことごとく実態に合っていました。少しも的外れではない。

これは会場に行った方はお得感があったと思います。

ここまでたどり着いた事

ボクシングの世界では、トップレベルの人が試合をする場所もある程度決まっています。ラスベガスをはじめとしたアメリカが、トップレベルの主戦場です。

つまり、日本に来ることはまず考えられません。

マイクタイソンが東京で2度も試合をしたのは結構奇跡的なことだったはずです。

なので、GGG選手を日本に呼ぶことは困難しか考えられないわけで、それが実現したことに感動・感謝です。試合を実現させたプロモーターの本田さん、ありがとうございますです。

当然、村田選手の力があったから実現したわけで、二つの軌跡が日本での試合につながったのです。

すごい技術力

「総合力で上回っていた」と村田選手は語っていました。

本当にそう思いました。腕、手首、肩、いろんな関節を駆使しているからでしょうが、パンチの角度が多彩で種類が多すぎる。左フックだけでも何種類あるんだろうと思うような感じです。ちょっとこれまで見たことのないパンチでした。

どこのラウンドだったか忘れましたが、終了のゴングが鳴ったと同時にゴロフキン選手は右フックを打とうとしていました。そのままパンチを振ったら村田選手に当たる、という寸前でゴロフキン選手はそのパンチの角度を内側に変え、空振りした(ように見えた)のです(あくまで私の主観です)。

当たっていれば(ゴング後のパンチだと)物議を呼ぶパンチを、寸前で引っ込める。見たことがありません。とんでもない技術力の持ち主だ、とそのとき思いました。

でも村田選手もそれまでの試合とはまったく違った技術力を見せてくれたと思います。名勝負を見せてくれた。それも日本人がその名勝負をつくってくれたことに感謝します。

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ガウンをあげるなんてシーン、私は初めて見ました。泣きそうになりました。

時代が変わったと言われればそれまでだけれど

でもまあ、日本人チャンピオンと超大物重量級選手の対戦が日本で開催なんてことが実現するなんて、長くボクシングファンをしていて想像もできませんでした。

おっさんはそこに感動するんです。

若い方に「それが普通でしょ」と思われたら困っちゃう。違う、そこに至るまでどれだけ長いプロセスがあったか、それを知ってほしいんですけど。そこを訴えたいのです。

そう思う時代遅れ気味のおっさんでした。

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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