見出し画像

『作家と一日』(吉田修一)

読書習慣はそれ相応にあるのですが、読んでいる本にどうしても偏りが出てしまいます。「自己啓発系」「政治・経済系」「学問系」。
知識の偏りは良くない。何か別ジャンルのものはないものか…

ほかのフォロワーさんが読んでいたので、「では私も」と手を取ったのが、表題の本です。

すみません、この方の小説を一冊も読んだ事がありません。
この本は小説ではなくてエッセイです。ANAの機内誌に連載されていたものをまとめた一冊です。
ん〜、結構ANAには当時乗っていて機内誌も目にしていたのですが、全く記憶になかったです。(パラパラとめくる程度だったので、あたりまえかも)


作家さんとして、やっぱり視点がおもしろいです。
知らないこともたくさん書かれていましたが、とくに驚いたのはモンゴル第2の都市が大都会だったというくだり。最近のことではなく10年以上前の話です。
いまやほぼどの国も経済発展は相当のものなのかもしれません。
↑と、やっぱり自分はこういう「比較経済」「比較文化」が頭を優先してしまい、おもしろい内容を純粋に楽しめてない、いかん。

次回はこの方の純粋なる小説を読もうと思います。






#読書感想文

いいなと思ったら応援しよう!

東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

この記事が参加している募集