5・6回泣きました(ミッキーマウスの憂鬱・松岡圭祐)
何気なく手に取って目を通したら、どんどん読み進んでしまい、あっという間に読み終えてました。
5・6回泣いたと思います。
この作者先生のことを全然存じ上げませんでした。ほかの作品も絶対読みます!
個人的感想です。
この小説のキーのひとつになっているのが「体格」です。
私は幼少期から背が低く、常に前から3〜6番目あたりに並んでいました。後ろに並ぶなんて夢のまた夢。「いいなぁ大きい人は世界を見渡す事が出来て」と思っていましたし、なにかとモテるのも大きい人な気がして、ますます卑屈な人間になっていました。
だから私にとって少年時代のヒーローは小柄な人。子どもの時は具志堅用高さん、鷲羽山関は特に応援していました。
しかし、この作品では小柄な人物が活躍するのです。めちゃくちゃカッコいいのです。
「小柄代表」の私は、気分爽快でありまする。
「もしも実写化出来たとしたら、この役はあの俳優さんにやってほしい」という空想もいろいろ出来て、楽しい、そして泣けて来た作品です。
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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。