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親世代の事を考える意味でも

 『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(西剛志)
を読みました。
前回読んだ「パワハラ上司を科学する」に通底する部分が多々ありました。

それ以外のところで、参考にしたい箇所を少しだけご紹介。

脳には作業興奮という性質があって、やり始めるとそのままやってしまうという性質があります(たとえば、掃除をやろうと思うと面倒ですが、「20秒だけやってみよう」と思うと、結局しばらく掃除してしまうのです)。

やりたくないなぁと思っていても「とりあえずやってみよう」という心がけが大切、という事だと思います。「作業興奮」という言葉は初めて知りました。

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、高齢者ほどやったほうがいい(略)認知機能を上げる「脳活効果」をかなり期待できるからです。

これは知らなかったです。うちの親にもやらせておけばよかったのですね。。。

高齢になると、脳活動のバイアスがかかり、結局だまされやすくなる。

そうだったのか。これも知りませんでした。
注意喚起、しておかなければいけなかった、という事ですね。子ども世代が口うるさく注意することは、脳科学的にも正しいようです。

自分も、健康でさえ居られれば70代、80代に突入していきます。さらには親世代のことを考える意味でも、この本は一度は読んだほうがよいと思います。


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