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「あやうく一生懸命生きるところだった」を読んで

地政学上?社会構造が類似


私は複数回海外へ行ったことがありますが、韓国は隣国であるがゆえになのか、社会システムが日本に近いと感じます。
日本で始まった事が、数年後には韓国でも取り入れられているケースが多い気がします。もう「数年後」ではなく「数ヶ月後」ぐらいスパンが短くなっているかもしれません。
大学・高校受験が厳しい社会、企業で働くサラリーマン社会、という側面は、日本以上に激化しているのかもしれません。

『韓国行き過ぎた資本主義』『明日も出勤する娘へ』も参考になります。

「行き過ぎた資本主義」は、やることが徹底している韓国だからこそ、の現象だとは思うのですが、日本だってこれに近いことは政治がやっちゃっていて、韓国はそれの「極端バージョン」ではないかと。だから日本こそ、これを見てちょっと考えなければいけないと思うのです(対岸の火事ではなくて)。

そしてこの『あやうく……』です。こちらは韓国に住むイラストレーターが書いた本ですが、日本人でもそうだよなぁと共感できる部分が多いのではないかと感じます。それも社会システムが日本に近いからではないでしょうか。

感想

会社勤めをやめたことでお金は入らなくなったが、いろいろな呪縛から解放されて思うことが綴られています。

思いっ切り夢見ることが許される世の中になってほしい。
心からそう思う。
そして何よりも、特別な夢なんかなくても幸せでいられる世の中であってほしい。

という言葉が胸に刺さるのは、日本でもそうだから(少なくとも私はそう感じます)。

私には養う家族もいるので、会社勤めをやめてしまうわけにはいかないかな。ただ、筆者の考え方にはとても共感します。

ありがとうございます






#読書感想文

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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