AiQ | #2. クリシンとロジシン
今日から使えることわざ・格言・名言・ありがたい先人の知恵をまとめた「Steal with Pride」、参加者の人生の転機となる魔法がかかったような瞬間であるマジックモーメントの醸成を目指す「毎回を神回にする」、そして、その原点である「最高のプレゼンの届け方」、ジブンらしさで輝く「Personal Branding」に続く第 5 弾!
新シリーズは「AiQ:論理的思考型問題解決力 - Mastering the Art of Logical Problem Solving」(全 10 回予定)
AI 時代に必須! 論理的思考をマスターしよう!
僕自身がこれまで受けた研修や読んだ書籍から学んだことや、実際のワークショップを企画から提供まで行ってきた経験から学んだことを、AI 時代を勝ち抜くために不可欠な「論理的思考型問題解決力」としてまとめてみました!
クリティカルシンキング ~「思考の壁」を突破せよ!~
論理的思考で、特に極めたいのがクリティカルシンキング。
自らの視座を高め・視野を広げ・視点を変えるために有効な思考スキルです。
まず、視座を高めると抽象化能力が向上します。(具体的な事例から一般的な法則や概念を抽象化する能力)
視座を高めるということは、個別の事象から一段高い位置に立ち、全体を俯瞰することです。
具体的な事例から一般的な法則や概念を抽出するには、より高い視点から物事を捉える必要があるからです。
そして、視野を広げると本質的追求が拡張します。(表面的な現象ではなく、その背後にある本質的な概念や原理を追求する姿勢)
視野を広げるということは、より多くの情報を取り入れることです。
表面的な現象だけでなく、その背後にある本質的な概念や原理を追求するには、幅広い視野で物事を見渡す必要があるからです。
さらには、視点を変えると創造的思考が深化します。(既存の概念を組み合わせたり、新しい角度から見ることで、革新的なアイデアを生み出す力)
視点を変えるということは、物事を多角的に捉えることです。
既存の概念を新しい角度から見たり、異なる概念を組み合わせたりすることで、革新的なアイデアを生み出すことができるからです。
日本の歴史で言えば、1867 年に坂本龍馬が船の中で考えた日本の未来像を示す 8 つの政策である「船中八策」。
幕末という混沌とした時代に、高い視座から日本の将来を見据え(抽象化能力)、幅広い視野で各藩の立場を考慮し(本質的追求)、そして従来の考え方にとらわれない新しい視点(創造的思考)で書かれた歴史的文書です。
また、世界に目を向けるとクリティカルシンキングの起源は古く、ソクラテスの「無知の知」や、弟子のプラトンの「イデア論」などの哲学的思想の発展形とも言えます。
現代においては、アメリカの教育学者ジョン・デューイやエドワード・グレイサーなどが提唱し、教育現場を中心に広まりました。
ロジカルシンキング vs クリティカルシンキング ~違いを理解し、使い分けよう!~
また、他にも、論理的思考で有名なのがロジカルシンキング。よく混同されがちですが、クリティカルシンキングの方が、より広範な概念です。
それぞれの特徴を一覧で比較して、違いを理解していきましょう!
ロジカルシンキングは、言わば AI を活用するための「基盤となる思考力」。演繹法、帰納法、MECE、ロジックツリー、ピラミッド構造などの論理的思考の「手法」を指します。
例えば、市場調査の結果を MECE で整理したり、新製品開発の課題をロジックツリーで分析して、ピラミッド構造で相手を説得するなど。身につけることで、 誰でも論理的に考えることができるようになります。
それに対して、クリティカルシンキングは、言わば AI では代替できない「人間らしい判断力」。ロジカルシンキングに加えて、あえて批判的な自問自答の「マインドセット」を含みます。
例えば、現状に満足せず「本当にこのやり方で良いのか?」 と前提や現状を疑い、より良い改善策を追求したりするなど。単に論理的に考えるだけでなく、より深い思考に到達することができます。
クリティカルシングをマスターするには、ロジカルシンキングの「手法」をマスターしないことには始まりません。
そこで、おさえておきたいのが論理的思考 3 つの基本的な考え方。
次回は、「演繹法・帰納法・MECE」です。
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FYI:併せて 「Steal with Pride」「毎回を神回にする」「最高のプレゼンの届け方」「Personal Branding」シリーズもどうぞ!
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