ミチドケイ（自由詩）

−ミチドケイ−


時間とは道である、見えないけど、
続いている道だと思う。

時計はそのコンパスだから、何となく、
何かを目指す事は出来る。

でも、求めれば求めるほど、
着かない気がしてくる不思議な道時計。


そんな時間は球体で、始まりも終わりもないから。
何処を目指しても、ひたすら進んでもいい時計、
組合せたり、分けてみたり、自由にしていい時計、
だから、この先の世界は誰も知らないミチドケイ。


時間とは未知である、針は同じだけど、
積み重ねもリセットも出来るから。

だから同じ所をただ回るのではなく、
いつも同じ時間を巡っている。

きっと、探せば探すほど、
新発見があるはずの、素敵な未知時計。


そんな時間は球体で、始まりも終わりもないから。
何処を目指しても、ひたすら進んでもいい時計、
組合せたり、分けてみたり、自由にしていい時計、
だから、この先の世界は誰も知らないミチドケイ。

だからこそこの先は、
自分で決めていくミチドケイ。



新しい一日を繰り返しながら、変わるものと、変わらないものを、自由に、好きに決めて、生きて行きたいから、そうやって、日々をキラキラさせていく様に、この「珠曲」を和える。