アナログ回帰宣言
スマホが突然ぶっこわれ、途方に暮れている。
水曜の夜まで何事もなく使えていたのが、何の前触れもなく。
落としてもいないし、水没したわけでもない。
ボタン操作に反応せず、再起動すらできなくなった。
ショック過ぎて、スマホが動かなくなった現実を、しばらく受け止められなかった。
修理に出そうと、携帯ショップの予約をしようとしたら、ショートメールで認証コードを受信する必要があるらしい。
画面操作ができない状況で、それは無理だった。
世の中はスマホが健全に動くことを前提に成り立っている。
スマホがないだけで思い通りにならないことが多く、ストレスを感じた。
◆出来なくなったこと:
・もろもろの連絡。
・LINE等々の受信確認。
・お買い物時のバーコード決済。
・スケジュール確認(スマホ内にぜんぶ保存してた)
・各種ID・パスワード情報の確認(これもスマホ内にぜんぶ保存してた)
・SMS認証
・職場の勤怠管理アプリへの入力
・移動時間や昼休みのネットサーフィン
…などなど、まだまだほかにも出てくる。
情報を一極集中し過ぎると、いざというときにこんなにも弱いのか。
スマホにどっぷり依存していた生活を振り返り、空おそろしくなった。
壊れたスマホは修理センターに電話して、土曜の夕方にみてもらえることになった。
それまではしばらく不便な時間が続くが、耐えるしかない。
こんなことがあったので、紙の手帳を久々に買ってみた。
これからは、大事なことは、スマホでなく、紙で残しておこうと思った。
手帳をなくしたら自分の失態だけど、機械の故障なんて自分にはコントロールできない。
自分の力のおよばない領域で、原因もわからぬまま、大事な情報にアクセスできなくなるなんてやり切れない。
スマホがあればお財布なんていらないかも、と思っていたけど現金はこれからも持ち歩くし、予定は手帳で管理して、忘れたくないことは書き留めておく。
デジタルの便利さは百も承知なうえで、全面依存せず、アナログ回帰しようとおもう。
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