「人生を変えるサウナ術」を読んで。
20年以上にわたってサウナに入り続けてきたプロサウナーである著者がサウナの入り方、サウナの効用、サウナが私たちの人生に対してどんな良い影響を与えてくれるのか、などサウナにまつわるさまざまなことを紹介されています。
感想
この本を読む人はきっとサウナー(サウナ愛好家)かサウナが気になって、これから続けてみようと考えている人ではないかと思います。
私もよく岩盤浴に行ったり、実家にいたときは近所のスーパー銭湯に足繁く通いサウナに入っていました。
汗をかいてデトックスするのが好きですし、岩盤浴中は瞑想的な感じで自分の呼吸に意識を向け、全集中の呼吸で精神統一するよう心がけています。(力みすぎ!?)
実際、岩盤浴で汗をかくと日常生活での疲れや、歩き過ぎた時などの筋肉疲労が半減すると感じますし、女性ならPMS時のモヤモヤが軽減されそうです。
岩盤浴もサウナも、入った後は心も身体も軽くなりますが、本書ではそのことを「ととのう」と書かれています。
本書で紹介しているおすすめのサウナの入り方は
「サウナ → 水風呂 → 外気浴」のサイクル 1~3セット。
一番大事なのは外気浴。
これが外気浴でのととのいの正体。
ととのった後は、何もしていなくても心がウキウキした感覚になります。このウキウキした感覚が本来私たちの自然な状態なんじゃないかと思うんです。
初めて岩盤浴に行ったとき、分厚い衣が剥がれたような感じで、心と体が軽くなったのを覚えています。(それだけ毒素が溜まっていたのかー、と思います。。)
今はととのった状態を体に記憶させたいです。そして何かの理由でぐにゃと凹んでしまっても、形状記憶装置のようにまたすぐにととのった感覚を引き出せれば、ととのった状態を長くキープすることができます。
未来を作るのは今の状態ですから、今ととのっていれば未来もととのいます。
そして、ととのうということは本来の自分になることなんじゃないかと思うんです。
メモ
「ととのう」と具体的にどんな良いことがあるのか。
■フィジカル的効用
運動後に得られるのと同じ爽快感、リフレッシュ効果
良質な睡眠が得られる
ご飯が驚くほど美味しくなる
免疫力が高まり、風邪を引きにくくなる
心臓秒、アルツハイマー病などの健康リスク低減
■メンタル的効用
自律神経が鍛えられ、精神が安定する(メンタルの安定)
幸福を感じやすくなる
など
■注意点
心臓疾患のある人や体調の悪い人は無理に入らない
「めまい=ととのう」ではない
依存症に注意