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仕事での気づきの話。


気がついたこと。

自分軸で考えても
その場はうまく回らないということ。

自分が出来るからあの人もできるだろう。
自分が気付いたから他の人も気づくだろう。
そんなことはわざわざ言わなくても良いだろう。
わからなかったら聞きに来るだろう。
困ったら声を掛けてくるだろう。
当たり前だろう。
そこまで丁寧に説明しなくても出来るだろう。

ぜんぶ
出来ない人は出来ないし
どれだけ職歴が長くなっても
わからない人はわからないままだった。

期待したって
変わらないままの人だっている。
どんなに丁寧に成長させようとしても
その期待に応えてくれない。

それならば
どうすればいい?

何度も同じことを言って
繰り返し教えて、
それでも
覚えようとしているのかいないのか。
もしかしたら
何かの特性があるのか。

決して自分が出来る方だとは思っていない。
何年いてもわからないことがあったり
苦手なことがあったり
どんなに頑張っても早く出来ないこともある。

でも、それを理解しているから、
せめて出来ることは最大限のパフォーマンスで。
託されたことは精一杯。
期待に応えようとするし
信頼を得るために頑張ってみる。

結局大切なことって
仕事が出来る出来ない以前に
その姿勢なんじゃないのか。
出来なくても
頑張ろうとして
少しでも成長できたら
周りだって
その努力を認めざるを得ない状況になる。

ただ時間までその場にいれば
その分時給は貰えるかもしれない。
でも、社会人って
そうじゃないよね?

お給料っていうのは
自分の時間と行為の対価だと思う。
等価交換。


自分がある程度上の立場になって気がついたことは
場の空気を作ることも
上に立つ者として大切な仕事だということ。

チームで仕事をするなら尚更。
誰もが空気を読めるわけじゃないし
オブラートに包んで言っても伝わらない人だっている。
でも
ストレートに言って傷付く人だっている。

それならば
どうすればいい?

せめて
嫌な気持ちで仕事をする人が少なくなるように。
ピリついた空気を作らないように。
のんびり和やかムードを保ちつつ
やることは的確に迅速に。
それがわたしの理想。

でも
所詮理想は理想。
現実はそう上手くはいかない。

だから
精一杯言い方に気をつけたり
出来ない人にはさりげなくアドバイスをしたり
言われたくなさそうな人には
大きな独り言のように助言をしてみたり。

能力の個人差はしょうがないから
出来る人には現状維持を、
出来ない人にはひとつでも出来るように。
誰かの穴は誰かが埋める。
適材適所。

出来ないことも苦手なことも
恥ずかしいことじゃない。
向き不向きは必ずある。

だから
リーダーが作る不穏な空気を
少しでも和らげるのが自分のポジション。
空気を読んで。

仕事になんか行きたくないけど
明日もわたしは
ピリついた空気の循環させるために仕事に行く。
その空気が誰かに伝播してくれることを願って。

気がついたことは
わたしは空気清浄機。





#仕事での気づき

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