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猩々木~しょうじょうぼく~
大きなポインセチアの鉢を抱えて
慎重に歩く君を見つけた
小さなケーキの箱を下げた僕は
気づかれないようにそっと後を歩く
君の向かう先は僕の帰るところ
輝く笑顔と赤い花が迎えてくれるはず
だから、もう少し距離をとって
背中を見つめながら、そっと
猩々木~しょうじょうぼく~
ポインセチアの和名。猩々は架空の動物。能演目にて赤い衣装をまとうので、赤=猩々となった。
花や苞の形がベツレヘムの星を連想させ、「聖夜」という花言葉を持ち、葉が赤と緑、樹液が白とクリスマスを象徴する色であることなどから、クリスマスに好まれる。