千早振る~ちはやぶる~
えぇ、存じておりますよ
よいではありませぬか
あなたさまには何の障りもないことですもの
この身の内のちはやぶる神々は
わたくしがきちんとお祀りいたしますゆえ
さぁ、あなたさまは何もご存じないのです
ゆるりと目を閉じて
わたくしのものになってくださいまし
千早振る~ちはやぶる~
枕詞。
動詞「ちやはぶ(=荒々しい・力強い)」の連体形より。荒々しい氏(うぢ)から、地名「宇治(うぢ)」に、また、力強い神から、「神」および「神」の名、「神社」の名などにかかる。
「ちはやぶる神代も聞かず」~あの神代でさえもなかったに違いない
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