心のもやもや
私はこだわりが少ない。はっきりとした感情が少なくて、どちらかといえば嫌だったり興味がなくてもある程度相手に合わせられちゃう。
だから、その場は難なくやり過ごせられる。でもそれを何回も繰り返していくと、じわじわとストレスが積もっていく。
疲れなどでメンタルが不安定になると積もり積もったものが溢れて、爆発してしまう。
そんなときに初めてはっきりと怒りや悲しみを感じる。そして、もっと普段からこうしてくれたらとか、あのときこうしてくれたらとか思ってしまう。でも、その「あのとき」の感情はもやっ程度なのである。
だから、相手からすると、そのとき言えよ,なんで今?なんでこの流れで急に?と意味不明になる。
そうなりやすいのが夫婦喧嘩。うちはこのパターンを繰り返している。夫には申し訳ないが、この怒りの仕組みに気付いたのはここ最近のことだ。
自分でもよくわかっていなくて、だから夫にも上手く説明ができなかった。
結局人はわかりやすいのがいいのだ。どちらでもいいじゃなくて、こうだってはっきりしてくれてる方が。だから、私は人から疎まれるタイプだろうなと自分で思う。でも、それを分かっていても、本人が自分の気持ちを言語化できないのだから難しい。
こうやって様々なもやもやをスルーしている私は、もしかしたらただのいい人になってしまっているのかもしれない。もしかしたら、いい人を搾取をされているのかもしれない。いや、自分がそういう状況にしてしまったのかもしれない。
普段から心のコップにストレスが貯まるのをどれだけ少なくするか。大人になっても上手くできないのが辛い。
少しずつでいいから、上手くできるようになりたい。