ナポリタン
もともと、愛知県民の私は味噌煮込みはもちろん、ういろうやゆかり、どて煮、味噌おでん…といったものをこよなく愛している。
さっき、ナポリタンの記事を読んだので思い出した。愛知といえば、喫茶店文化❗️モーニングはもちろん行くし、私の生まれ育った田舎には、昼間は喫茶店、夜はスナックという、いかにも…というお店が一軒あった。他は山と田んぼだらけなので、唯一の社交場であったのだろう。
そのお店は近所の人たちも常連で、土日となればモーニングコーヒー飲みに行くと規則でもあるかのように、みんな行っていた。母も仕事の土曜日など、そこで茶飲み友達と、朝の7時からコーヒーを飲んで7時50分の電車に乗る…というルーティンだった。
そんな喫茶店にたまに昼間に行くことがあった。ごく稀であったけど、そこのナポリタンはただのケチャップ味だし、玉ねぎとウィンナーとピーマンが入ったなんの変哲もない家庭で作るスパゲティだった。
けれど一点だけ違っていたのは、
鉄板に乗っていたこと。
下には溶き卵の薄焼き卵を敷き、その上にナポリタンが乗っていた。半熟のとろっとした卵とケチャップの組み合わせは最高だった。それが、外食しているという特別感も加味されて、とてもおいしく思えていた。
こんな感じの鉄板ナポリタンスパゲティ。お洒落でも高価でもなく、アルデンテでも無いような…そう、「パスタ」なんて言ったらおこがましくて、スパゲティが逃げ出しそうな…そんなスパゲティが私は大好きだ。
流石に鉄板は我が家には無いけれど、たまにナポリタンを作るときは、お皿の上に薄焼き卵を敷いたり、逆に上に乗せてオムスパにしたりして、卵との組み合わせを楽しんでいる。我が家の男性陣はみんな卵星人🥚なので、喜んで食べてくれるからありがたい。私も遠慮なく大盛りで。
うん、明日は、ナポリタンにしよう♪
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