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長距離走の躍動感を演出し、視覚的にもっと楽しむことができたら?

僕はよく陸上トラックで行われている中・長距離走のレースの動画を見ます。

特に海外のレースが好きで、ダイヤモンドリーグの世界のトップレベルのレースを見るのがとても好きです。

世界トップランナーが駆け引きをしたり、デッドヒートしたりするレースはとても興奮します。

で、特に好きで何度も見てしまうレースがあるのですが、それがこちら。

室内の2マイルのレースです。陸上競技場は通常1周400mのトラックですが、室内トラックは1周200mになります。

日本ではあまりないですが、海外ではこのように室内の小さいトラックでレースが行われます。日本選手も海外の室内レースに出場する人もいます。

この動画のレースにはケネニサ・べケレ(エチオピア)、モハメド・ファラー(イギリス)、エリウド・キプチョゲ (ケニア)のまさに現世界長距離界のレジェンド達が直接対決をするという、それだけで興奮するレースです。

長距離レースの魅せ方

この動画を見て僕が感じたことは、カメラがランナーに近く、スピード感や走っている迫力が映し出されていて、通常の長距離レースには無いレースの見せ方がされているということです。

これはレースに出ている選手が速いというからという意味ではなく、走っているスピードや動作がより伝わるようなカメラワークになっているということです。

カメラの視点としては3つで、一般的な全体視点、ランナー前方を走る車からの視点、ランナーの真上からの視点です。

特にランナーの前方を車で一緒に走りながら撮影することで、ランナーのスピード感をそのまま映すことができています。しかも近いのでランナーのフォームや表情がはっきり見えて、より迫力が増していると思います。また真上からの映像も新鮮でいいですね。

日本の通常の陸上レース動画では一般的にトラック全体が映るように撮影します。いくつか別視点に切り替わるもののメインとしては引いた映像になりますし、基本は定点カメラなのでそこまでスピード感や躍動感が感じられないと個人的には思います。

僕のような陸上レースが好きな人であれば、別に動画の映り方はそこまで拘らなくても楽しめるのですが、もっと多くの人が陸上のレースを楽しめるようにするには映像としての魅せ方をもっと工夫するのが良い方法ではないかなぁと、Youtubeで動画を見ながら思いました。

長距離走は他の競技に比べればスピードが遅く、時間が長く短調なので、モッサリとした印象になり、見ている側はやっぱり飽きてしまうと思うのです。でも実際、長距離選手が走っているスピードは見ている人が思っているより速いですし、レースの中で駆け引きや展開があります。そういったものをもっと上手に映像に反映できたら面白いなと思います。

やっぱり陸上競技はレースなので、スピードや躍動感があって、デッドヒートが演出されたら興奮して観れるかなと。

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机上の空論ではありますが、Youtubeでレース動画を見ながら思ったことでした。

色々Youtubeにレース動画ありますので、国内外問わず見てみてください。面白いですよ。

読んでいただきありがとうございました。