07 「生徒の実態」の実態とは?
仕事柄、学習指導案を読むことが多く、多い時には4〜5本の指導案を同時に検討して、先生方に気付いた点をお伝えしています。
ただし、島田がずっと心がけてきているのは、授業を拝見するだいぶ前から、先生のお話を聞いて、ほぼ一緒に指導案を作っていく(というか題材構成、つまり「学びづくり」を行なっていく)ことです。高校の教員は、なかなか指導案を書く機会もなく、教育委員会の訪問があったり、研究会の公開授業者になったりしない限りは、学習指導要領さえ開くこともないかもしれません。それでも、ス