「歴史街道」6月号でも書きました

 今年は大河ドラマが幕末明治なので、月刊誌の「歴史街道」でも、その関係の特集が多くて、3月号、5月号と続いて、6月号でも分担執筆の依頼を頂きました。
 今回の特集は「幕末京都の真実 男たちの選択が時代を動かした」で、私の担当は八・一八の変、4ページ。会津藩が薩摩藩と連合したクーデターです。
 幕末の会津藩はファンが多く、会津が得意なライターも多いので、ほんの数年前までは、私が会津を書くことになろうとは夢にも思っていませんでした。私の小説の師である早乙女貢先生の縁で、毎年のように会津まつりには行ってたんですけれどね。
 それが2018年に集英社文庫の書き下ろしで、ひょんなことから「ひとり白虎 会津から長州へ」を出すことになり、2019年には「会津の義 幕末の藩主 松平容保」が出て、いつしか会津にドップリはまっておりました。

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 今回の八・一八の変は、原因が天誅組の変や帝の大和行幸にあるのですが、それに気づいたのは2015年に中央公論新社から「志士の峠」という題で、天誅組を書いた時でした。これは文庫本にもなっています。ここのところ文庫のカバー絵は、ヤマモトマサアキさんにお願いすることが多いのですが、どれも気に入っています。

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 そんなこんなで、今まで書いた小説の知識の積み重ねで、今回の「歴史街道」の4ページができました。幕末史は複雑でわかりにくいけれど、できるだけわかりやすく書いたつもりです。面白く読んでいただければ幸いです。

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