毎月、出版社から声がかかるライターになりたいよね
ライターって「〇〇さん、この記事やってもらえませんか」って、
得意分野の依頼がくるのが理想ですよね。
毎月カリカリと搾取案件を探して、応募して、書き終えて、
「時給にしたら、いくらやねん(怒)」ってなるのは、もうやめたい…。
そこで、比較的コンスタントに比較的高単価で仕事がもらえる媒体(出版社、制作会社、代理店など)をうまく探して、狙いを定めようという話をしました。
外部ライターを欲しがっているところを探すのです。
次は、その媒体・会社に向けて、営業をしてみましょう。
「私はこんなことができるよ!仕事ちょうだい!」ってやつです。
メディアはどこにライターを使いたいのか?
外部ライターを探している企業を見つけたら
“どこにライターを使いたいのか”を考えましょう。
まずは、とにかくWEBサイトのサービスや制作実績を見よう!
有名雑誌を出版している出版社・プロダクションなら話は簡単。
その雑誌の記事を書かせたい、取材を任せたいはず。
雑誌を舐めるように読めば、どんな内容・文体・取材が必要かわかると思います。
人材採用媒体(リクナビ、マイナビ、indeedなど)の代理店なら、
その媒体に載せる求人広告を作りたいのだろうと察し◎
広告主のWEBサイトや求人ツール(パンフレットやチラシなど)も
作ってるかもしれないので、その企業の制作実績を見ましょう。
印刷会社がコンテンツも作っているよ、という例も多いです。
会社案内、社内報、パンフレット、カタログとか…。
繰り返しますが制作実績をまず見て、取引先の情報があったらそこも見よう。「お、製造業のクライアントが多いんだな」とか
「大学・専門学校のパンフとか作ってるのか」とか。
一番多いのはWEB制作の会社でしょうか。
こちらも制作実績を舐めるように見て、
クライアントの業種や、制作物のカラー(雰囲気)を見てみましょう。
オウンドメディアの立ち上げや運用、SNSの運用代行も多いよね。
どんな雰囲気で誰に向けたどんなWEBページを作っているのか
把握しましょう。
「それできます!」(類似経験含む)って言おう
そうした「求められている文章・コンテンツ」を把握した上で、
自分でできることを盛り込んで営業メールをかいてほしいんです。
求められているジャンル・顧客・文体の実績があれば、
直球でそれをアピールすれば良いし、
ない場合は類似の実績やポテンシャルをアピールしてみましょう。
例えば、企業のホームページやLP制作を行なっているWEB制作会社=A社に
営業するなら、こんな感じ。
ここで求められているコンテンツに類似した制作実績を添付orシェアしましょう。
(実績がない人は無理くり作ろう…これを見てね)
この古井さんの場合は、自分の作ったチラシやパンフレットを出します。
・取材ができる
・コピーが書ける
ことは証明できるぞ。WEBサイトはやったことなくても。
できればA社の制作実績を見て、クライアントに多い業種を見つけて、
そこに近しい実績があればなおよしです。
A社が比較的小さな中小企業をクライアントにしているのであれば、
・「私もこの地域の中小企業のサービスには親しんでいます」
とか、
得意なジャンルをあえて出して
・「美容サロンの取材経験が豊富です」
などと営業のメールに添えて印象付けましょう。
ここでようやく個性&自分を出しましょう。
「あ、そういえばこのあいだ応募してきた人、エステ取材できるかな」と
思い出してもらえればラッキーですよね。
面談はマイナスを出さないことに集中
外部ブレーンを募集していて、書いてほしい仕事があって、
あなたがそこに類似した経験をアピールできれば、
「とりあえずお話しましょう」になるはずです。
私の感覚では10打って8はなんらかのリアクションがあります。
(話だけで終わる場合もあるけどね…)
しかしそのお話は、行く末を分かちあう仲間=社員を選ぶ面接ではありません。
だから「うちの会社のスタンスに共感してくれてるなあ」とか
「これから成長できそうだなあ」とかは一切見られてません。
見られているのは、ただ一つ。
ちゃんと(クオリティ含む)やってくれそうか、どうか。
案件・クライアントを理解できそうか、原稿のクオリティは大丈夫のほかに、
受け答えはちゃんとしているか、納期は守るか、
見た目は許容範囲(身だしなみ・TPOね)か、
といった社会人としてのベースがチェックされています。
だから、リモートであれ、対面であれ、
“マイナスの印象を残さない”ことに気を配ったほうが良いです。
ちゃんとした人間アピール7:個性や実績アピール3って感じでいきましょう。
ここで小さな案件がもらえたら、そして無難にこなせれば、
リピート受注はもうすぐそこです!!!!!!