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野遊びラジオ526【ドラマ感想】「新宿野戦病院」最終話【病院勤務出戻り勢】

INTRODUCTION

小池栄子&仲野太賀ダブル主演。
オリジナル脚本・宮藤官九郎による初の医療ドラマ。
新宿・歌舞伎町が舞台の笑って泣ける“救急医療”エンターテインメント!

最終話あらすじ(引用)

ここは東洋一の歓楽街・新宿歌舞伎町。

ルミナウイルスに感染してしまった高峰啓三(生瀬勝久)は無事一命を取り留め、生還した。その後、感染者数が10日間連続して減少したことで緊急事態宣言が解除された。

ルミナウイルス感染拡大の影響でNPO法人『Not Alone』は解散。
南舞(橋本 愛)は消息不明となり、高峰享(仲野太賀)と、岡本勇太(濱田 岳)も連絡が取れなくなってしまっていた。

そんな中、歌舞伎町のクラブでは、『SAYONARAルミナ』と銘打ったパーティーが行われ、フロアの床が抜け落ちる大事故が発生。
聖まごころ病院ではヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)たちが必死で処置をしていた。

そして、その事故が取り上げられ、ヨウコと高峰啓介(柄本 明)はTV出演することとなった。そこには以前、勝どき医療センターでECMOを使用して助かった官房副長官・川島一也(羽場裕一)の姿も。

そこでヨウコは、今後の感染対策に関する話をして、ルミナ感染の第二波が来ることを想定し、補助金とは別に、特別措置として、援助を申し立てる。
川島はヨウコの熱意を受け取り、前向きに検討することを約束した。

その後、ヨウコの発言通り、第二波がやってきた。
そして、メディアがヨウコの活躍を取り上げる中、とある週刊誌がヨウコを狙っていたのだった…。

出典:フジテレビ番組公式サイト

クドカン好き病院勤務出戻り勢の感想

夏ドラマの最終話感想を、秋ドラマが終わる頃に投稿するとは周回遅れにもほどがある笑

コロナ禍での前の病院勤務を思い出すと、いまだに精神的にくるものがあって。

ルミナという新しい感染症のことを描きながら、「コロナ禍のことを風化させない」というクドカンさんのメッセージが刺さった。

結局、舞ちゃんが『Not Alone』の活動をしていた本当の動機ってなんだったんだろう?

「風俗王」と呼ばれた父親。
何かと注目されて育っただろう地元・歌舞伎町。忌み嫌っても消せない自分のルーツ。
愛するためにボランティアを利用してた?

地域猫活動のすみっこにいる自分への戒め。

善と思われる行動をする時こそ、自分の中の喪黒福造と向き合わないといけない。
ココロの隙間は外側では埋められない。
承認欲求を爆弾に変えるSNSには近づくな。

舞ちゃんは、ヨウコ先生から託されて聖まごころ病院のカウンセラーになった。

ここでクドカンドラマのシェアード・ユニバースを妄想した。

『Not Alone』の活動員だった若井ちゃんが「ふてほど」の若井ちゃんと同一人物だったとしたら。

「ふてほど」の最終話でタイムトンネルが完成していたから、小川市郎さんがまた現代社会にタイムスリップしている可能性があって。

若井ちゃんから話を聞いて、市郎さんがまたどこかでカウンセラーやってる可能性もあるな〜なんて。

市郎さん親子が阪神淡路大震災をタイムスリップで回避するかは分からないけど、余命9年の間にいろんな未来に行って、いろんな体験をしてそうな感じはする。

聖まごころ病院のメンバーと市郎さんが絡んだら面白いのは間違いないな笑

エンディングはサザンが出演して、とっても豪華なエンタメの最終回で救われた。

本当に、素敵なドラマをありがとう!

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