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野遊びラジオ439 【ドラマ感想】「新宿野戦病院」第4話【病院勤務出戻り勢】
第1話〜第3話感想(記事内スタエフリンクあり)
INTRODUCTION
小池栄子&仲野太賀ダブル主演。 オリジナル脚本・宮藤官九郎による初の医療ドラマ。 新宿・歌舞伎町が舞台の笑って泣ける“救急医療”エンターテインメント!
第4話あらすじ(引用)
ここは新宿歌舞伎町。聖まごころ病院では、大柄の米国人 マイケルの侵入により、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が死闘を繰り広げていた。その様子を見かけてしまった美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)。
ヨウコが危機一髪の中、マユ(伊東蒼)は、享が食べようとしていたペヤングの熱湯をマイケルにかけ、ヨウコを救い、無事マイケルは警察へ逮捕されるのだった。
そしてヨウコは自分が襲われた理由を享に話した。当時、米国でヨウコが売人の薬物を奪って燃やした過去があり、それがきっかけで、ヨウコは売人から命を狙われており、日本に逃げてきたという経緯を明かす。
警察の事情聴取を終えた、ヨウコと享だったが、その目線の先にはかつて享が枕営業をしかけた謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナの姿が。しかし本当の正体は、ヨウコの実の母 リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)だったのだ。
リツコは、聖まごころ病院の面々と挨拶を交わしたが、院長・高峰啓介(柄本明)は、リツコとは40年以上も前からの知り合いだと語った。経理担当・白木愛(高畑淳子)は何やらリツコに対して災いをもたらす女特有の禍々しさをひとり感じていたのだったが、その災いは現実となり…。
一方で、NPO法人「Not Alone」では、南舞(橋本愛)がDV被害を受けている少女・マユの母親・カヨ(臼田あさ美)と面談を行っていた。
そんな中、新宿歌舞伎町の風俗店で、男の立てこもり事件が発生するが…。
クドカン好き病院勤務出戻り勢の感想
リピートして見えてくるものがたくさんあった回でした。
ある登場人物のテーマが他の登場人物にリンクして物語が進んでいくところ。
小さなネタ(ペヤング、映画、抜けない科)が伏線になって繋がっていくところ。
座組ができあがってきて、テンポが良くなってきたと感じました。
救急医療のシーン、イラスト付きで大動脈解離の説明っぽいくだりがありましたが、本筋の緊迫感を損ねることなく、疾患に詳しくない人にも分かりやすくて良かったと思います。
「望まない妊娠、出産、母親と子供の向き合い方」が太いテーマの回でしたが、リピートして共通点を発見。
マユ、ヨウコ、はずき、トー横キッズが出産した子ども。
全員『娘』なんですね。
母親と娘の関係。女という性がデフォルトで背負う色々。
そこに、身体は息子だけど心は娘の堀井さんがいて。
そのテーマは後の物語に繋がっていく…
ちょっと鳥肌たった。
スタエフとnoteのおかげで、ひとつの作品を深く味わえて感謝です。
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