― スポットライトを浴びて北極星のように強く輝いていた紫色のマイク、星を通して"僕は僕のままでいい"と歌う姿。私はあの光景を一生忘れないし、忘れたくないなと思った。 眠気に耐えながら、それでも書きとめなきゃいけない気がして投稿したツイート。 私の席からはテンさんのマイクに照明が反射していて、真っ暗の会場でひとつだけ煌めく星のように見えた。ステージに立っている彼は、メンバーと共に歌で威珍妮と向き合っていた。 ダンスとイコールで結ばれがちなテンさんの、歌声が大好き。つんと立っ
このツールのことは知っていたけれど、 なんとなく、使っていなかった。 『 自分の気持ちを完全に記憶できているうちに表現しないと 』 周年記念のペンミを終えたドヨンさんから届いたbubbleでハッとした。 なにか残さなくてはいけないと、唐突に思った。 『 表現したことが皆の記憶に残る 』 私が書き綴る文章は僅かな人の目にしか止まらないし、記憶に留まることもほとんどないけれど。 でも私の記憶には残る。 あるいは、埋めたことも無いタイムカプセルのように今の感情をいつかの