ペンが踊る~スペリングミスの効用~
スペルミスをしがちな詩人の旅人の話を、前回書いた。
そう、スペリングより先に思考が、次に移っているのだ。
そういう人に、Lukasの他に、二人出会ったことがある。
ペンは、現実を写し取るほかに、空想の世界を紙媒体で顕在化させるための架け橋でもある。軸足が、あっちにいくと、虫食いになるんじゃないかな。
世の中のルール違反をして、わたしはその友人を亡くしてしまった。
彼は、ルール違反に自分の存在が脅かされるような恐れを覚えたんだ。
わたしも、ルール違反をした罪悪感に押しつぶされて、自分に必要であったことを目の前の現実も含めて思い切り否定した。認めてあげれなかった。
ルールがなんぼのもんじゃ。
ルールを守ることを固持して、失うものの代償は、自分以外の何者も払っちゃくれない。
一般的であることを固持して、失うものの代償も、自分以外の何者も払っちゃくれない。
じゃあ?
ペンを踊らせるように、接点から深層を覗くことのできるような瞬間を、取り戻したい
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