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T.W Lesson 27. 創造の人と、受動の人

 本マガジン「タイムウォーリアー・時間の守護者」は、スティーヴ・チャンドラー著「TIME WARRIOR」の和訳版です。あなたの人生という貴重な時間を、あなたのやりたいことのために賢く使える知恵と、エネルギーが詰まった一冊。エネルギーそのままに霊媒できるよう、翻訳を進めます。どうぞご購読ください。

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 最近、主催したセミナーでは、「創造の人」と「受動の人」という、二つのタイプについて考察しました。

 こうした二者択一のテーマでワークショップの講師をするのは、とても楽しいものです。なぜなら、参加者はその内容を忘れないからです。はっきりと「自分は二者のどちらなのか」を区別することができれば、その人はすぐにそれを利用できますし、人生を両方の視点から、眺めることができるようになります。

 それに、両者を隔てる壁を、あちら側からこちら側へ、選択的に飛び越えることも、できるようになります。

 もし、あるセミナーが、豊富な情報提供に終わってしまったら、人は変わらないでしょう。これは経験から学んだことですが、実際、「情報量の多い」セミナーは、覚えるべきことの重さで、人々を泥沼に引きずり込みます。

 以前に、一人の経営者が、私に電話をしてきました。そして、こう尋ねたのです。

「君の『創造の人と受動の人』の講演会では、どんな情報を得られるのか。」
 私は、情報はない、と答えました。
 「情報がないだって?」
 彼は言いました。

 「ええ、あるのはたった一つの区別の仕方で、それをセミナーでは、繰り返し、さまざまな視点から語ります。そうすると、人はそれが使えるようになりますし、忘れることがありません。」

 彼は言います。
 「わが社があなたに、秋の基調講演をお願いするには、講演の要点を箇条書きにして、いただいていく必要があるのです。」

「箇条書きにする要点なんて、ありやしません。」
 私は言います。

 「契約の商談だって言うのに、そんな調子でいいのかい。」
 と彼は言います。
 「内容が分からないで、客がどうして予約するというんだい?」

 「お客が付くかなんて、期待していません。」
 私は言います。
 「私は、人生の何事においても、期待していませんよ。」

 「じゃあ、どうやって生活していくというんだね?」
 「あなたのようでない人がトップを務める、あなたの会社の人達のようではない人達を相手に、講演をして、です。」

 のちに彼は、私との契約を決めました。私に著しい人格の問題がある、というのは、明確だったにもかかわらず。(自分でも、自覚しています。)

 創造の人は、ある未来を切望し、たまらなくなって手を伸ばし、足を動かしているうちに、一日を全うします。受動の人は、他人の意見に反応しているうちに、一日を終えます。

 創造の人が、常に何かを創り出し「動いて」いる間に、受動の人は、自分が騙されたり不当に扱われたことに、電話で愚痴をこぼしながら「留まる」のです。

 創造の人は、

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