あの「魔法の石」に焦がれて
あの人が私の隣にいてくれないから、
私は永遠に不幸になれる
あの人が私との関係を裏切ったように、
世の中は私に冷たく辛く場所になれる
あのチャンスがするりと私の手から逃げていったように、
私は運に恵まれない人になれる
あの魔法の石があれば、私は幸せになれる
だけれどあの魔法の石なしでは、私は永遠に不幸
だけれど考えてみて欲しい
不幸を選択するあなたの手は
それと同じくらい幸福を選択できる
裏切りに痛むあなたの心は
それと同じくらい他人を信じられる
不運を嘆くあなたの唇は
それと同じくらい宇宙のサプライズを讃える歌を口ずさめる
Satomi Scarlett
14MAY2020
内田樹の「居着き」に関する新書『修行論』を読んだのは、4年ほど前のことだったか。
「居着き」とは、合気道の用語で、自分の今置かれているレベルや状態にとどまることだと、書いてあったように記憶している。
現状への嘆きは、居つくな、と最近反省している。
嘆き切って、次のステップに行ければいいから、それも善し、なのかもしれないけれど。
嘆きの時間を、創造の時間に割けたなら、って思ったのだ。
タイム・ウォーリアーを翻訳しながら。
翻訳者は翻訳しながら、本の伝えんとすることを一番吸収できるみたいだ
わたしは、翻訳者になりたい
PS. 翻訳の勉強にと購入した山川夫妻による新訳『原因と結果の法則』を読んでいるのも、大きいだろうなー。
投げ銭は、翻訳の糧になります。