FE風花雪月 初見ルナティック 青獅子編・第1回「運命のあみだくじ」
ルナティック。
それは、シミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」の特に高い難易度に与えられる称号。
17作目の「風花雪月」では、一度全クリアしている人でも手を焼くほどの最高難易度と位置づけられています。
そんな難易度に、私はあえて初見で挑戦してみることにしました。
はたして、どんな修羅の道が待っているのでしょうか・・。
オープニング ~迫られる決断~
今回挑む「風花雪月」。シリーズの中でも、トップクラスに物々しいストーリーが展開されると聞いています。
その噂通り、オープニング映像からバイオレンスシーンの連続。
正直、ちょっと泣きそうになりました。
さて、さきほどの戦いの映像は、主人公が見ていた夢でした。
目を覚まそうとする主人公・・というより私は、さっそく最初の選択を迫られることになります。
主人公を男性(べレト)にするか、女性(ベレス)にするか。
・・カッコ良さと純真さを合わせ持ったべレトもいいけど、穏やかな視線の中に力強さを秘めたベレスも捨てがたい。
悩んでも悩んでも一向に決められません。
こんなときは、あみだくじで決めるに限ります。
恨みっこなしのべレトで、長い戦いの幕を開けることになりました。
序章 ~早すぎる敗北~
夜明けの遭遇戦
記念すべき第1ステージ。
傭兵である主人公は、たまたま出会った若者エーデルガルト、ディミトリ、クロードの3人を指揮して、村に現れた盗賊と戦います。
ちなみにこの3人、実はそれぞれが属する国の次期指導者。つまりVIPです。
このバトルでは、VIPが一人でも倒れると即ゲームオーバーになります。
とはいえ、まだ最初のステージ。
いくら難易度ルナティックと言えども、そんなに難しいはずが・・・
ありました。
あまりにも早すぎるゲームオーバー。
さすがルナティック。
敵の「速さ」=回避率が高いせいか、けっこうな頻度で攻撃を外してしまいます。
そのまま敵を倒し損ねたところを攻め込まれ、あっさり敗北。
ステージ1でコレなのですから、先が思いやられます。
再挑戦。
いろいろ試しているうちに、状況を打開できそうなカギを発見しました。
「風花雪月」ならではの要素、”戦技”です。
戦技とは、それぞれのキャラが覚えている必殺技のこと。
これを使うと威力や命中率がアップするため、安定して攻撃を通すことができるようになるのです。
その代償として武器が大きく損耗してしまいますが、そんなことは気にしません。初見プレイだから、気にするべきかどうかが分かりません。本当は気にした方がよかったのかも・・?
ともあれ、後先考えない猛攻で盗賊の親玉を討伐。
無事にステージクリアとなりました。
Ep.1 ~決断ふたたび~
VIP3人に実力を認められた主人公は、3つの国の境目に位置する大修道院の士官学校へ、先生として招かれることに。
ここで、またもや大きな決断をしなくてはなりません。
帝国出身者が集う黒鷲の学級、王国出身者が集う青獅子の学級、諸侯同盟出身者が集う金鹿の学級。
受け持つことができる学級は、この中のただ1つだけです。
私が出した答えは・・・
青・・・・青獅子の学級です。
・・・・・・
・・・・ごめんなさい。こればかりは最初から決めていました。
理由は、このゲームが発売される直前のPVで公開された、5年後の級長の姿です。
隻眼の上に、半年は床屋に行ってないと思われるボサボサ頭。
あの好青年のイケメンが、何をどうしたらこの画像みたいになっちゃうんですか!?
とにかく最初は、それを知りたい。
だからディミトリと共に戦うルートを選択します。
(あみだくじの出番は以上です。)
鷲と獅子と鹿の戦い(前編)
青獅子の学級として最初に行う活動は、リアルの学校で言う新入生歓迎イベントへの参加。
その内容は、3つの学級による模擬戦です。
スタート地点から向かって左には、クロード率いる金鹿の学級、右はエーデルガルト率いる黒鷲の学級がスタンバイ。
主人公の父・ジェラルトのアドバイス通り、まずは左から大きく回って金鹿チームを倒し、黒鷲チームとの直接対決に持ち込むのが安全です。
私のように面倒くさがって前進すると、猛烈な挟み撃ちをくらって痛い目に遭います。やはり親父の言うことは聞いておくべきですね。
さて、攻める方向さえ決まればあとは簡単・・・・なんて思った自分は、甘すぎました。
難易度ルナティックは、常に想定の上を行きます。
~第2回につづく~