クソデカ感情アンソロジー『御呪』入稿しました!
12/1(日)開催文学フリマ東京39で頒布いたします新刊、クソデカ感情アンソロジー『御呪』入稿完了いたしました!
クソデカ感情アンソロジー『御呪』
私四ツ倉絢一とクソデカ感情ハピエン党鹿野月彦さんによる「結婚」がテーマのクソデカ感情つめつめアンソロジーです! すべてのページがクソデカ感情!
「結婚したのか、俺以外のやつと……」もあれば幸せな結婚の未来を仕立て上げる話もあります! 人には人のクソデカ感情。
この世はでっかい宝島。クソデカ感情はいいぞ。
『御呪』は特別仕様!
ご祝儀袋本です!
ぜひ実物を文学フリマ東京39で見てください!
『葉桜』鹿野月彦
「私、今度結婚するの」
あんたはいいよね。これでいい。能天気に何も知らずに結婚の報告をする芽依にとって、私はあくまでも他人なのか。
感情の反復横跳びクソデカ感情百合がお楽しみいただけます。
『ムーンレット』四ツ倉絢一
「都ちゃんは、あれがよかったんだよ」
菊の花が好きな都ちゃん。都ちゃんのことを知るのは喜び。だから喜んだはずだ、都ちゃんの好きな人が自分の兄だと知ったときも。
この秘密を墓まで持って行く系クソデカ感情百合がお楽しみいただけます。
『鋼の心臓に花は咲くか』鹿野月彦
「ワタクシの名はレグルス。我が伴侶から貰い受けた、大切な名前です」
わずかな希望を抱いて踏み入った廃墟には、ずいぶんと旧式の錆びついたヒト型消耗品モデル。急に起動した鉄塊は、お世辞にも似合うとは言えない少女のようなかわいらしい声で話し出す。
SF! 人間には理解できない機械式クソデカ感情! 機械にノロケ話を聞かされたい方、オススメです。
『ハチクのブーケ』鹿野月彦
「実体験があれば書けるって言うんならさ。実際にしてみたらいいんじゃないの」
図書館の主、竹田涼子に請われて書いた恋愛小説は、リアリティがないとバッサリ切られてしまう。実際に恋愛を体験する。その言葉の真意を掴みきれない。こんなにも人を振り回しておいて、己の心には踏み込ませない。本当に身勝手な女。
昔を引きずったクソデカ感情男を堪能できます。
『囲われルートはやめてください!』四ツ倉絢一
「ええ、おまじないですよ、簡単な」
転生した先は最推し悪役令嬢! 私は推しの名誉のため、潔く自害します! あれ待って、なんで私の知ってる展開にならないんだ……?
婚約破棄も断罪も島流しもないのに大事件しか起きてないギャグ枠クソデカ感情百合悪役令嬢がお楽しみいただけます。
試し読みございます。
『薊色ヴァージンロード』鹿野月彦
「いい。やるからには徹底的にやる。その方が絶対にいい」
今日、妹の紬が結婚する。父に似た私ではなく、母によく似た紬だけを可愛がった父はきっと、誰よりもこの日を望んでいただろう。でも、死んだ。ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ!
復讐の炎に燃え、燃え、そのクソデカ感情をずっと炎の供物にする女。復讐劇、ごらんあれ。
【う-01】郁郁青青【う-02】クソデカ感情ハピエン党、両サークルで頒布いたします!
頒布は【う-01】郁郁青青【う-02】クソデカ感情ハピエン党の両サークルで行います。
『御呪』にご興味持っていただけた方はカタログでの「気になる!」をお願いいたします。
「気になる!」をしていただけると、当日開場を回る際、「気になる!」したサークル一覧をご覧いただけます。
回り忘れがなくなり、たいへん便利ですのでオススメです。
文学フリマ東京39って?
文学フリマ東京39はビッグサイト開催です!
入場にはチケットが必要です! 前売をオススメします。
当日開場でお会いしましょう!