見出し画像

既刊『どうしようもない君が好き』【文学フリマ東京39頒布本】

12/1(日)開催文学フリマ東京39で頒布する既刊『どうしようもない君が好き』の紹介です!
気になってくださった方は【う-01】郁郁青青にぜひお越しください!


『どうしようもない君が好き』

『どうしようもない君が好き』
作者 四ツ倉絢一
サイズ A6文庫
ページ数 114P
頒布価格 1,000円

クソデカ感情3L全部盛りのクソデカ感情短編集です。
クソデカ感情短編を6編収録しています。

どうしようもない主人公たちが自分だけのロジックで恋をして、行動して、行動しなくて、自分だけの終着点にたどりつく。
彼らの終わり。感情の果て。

『どうしようもない君が好き』は前回好評をいただき、たいへん少部数となっております。申し訳ございませんが、お求めの方は早めのご来場をお願いいたします。
また、売り切れた際はその後見本誌を販売します。そちらもあわせてご承知ください。

※こちらは再版で初版とは表紙違いとなっています。内容は初版・DL版と変わりありません。


収録短編

『アーモンドアイ』

「あなた、想像がついたでしょう。彼女が、話しかけてきたんです」
はじめてまともに話したのはあの日みたいな雨の日。
アーモンドアイ。彼女の瞳はまさにそう。
だから、心の中でアーモンドアイと呼んでいました。

なんでもなく差し伸べられた手、速度の上がる期待。
日陰で暮らす主人公が太陽のような彼女「アーモンドアイ」に傘を貸してもらってはじまる崇拝と期待がお読みいただけます。
冒頭試し読みあります。
また、縁あって全編鹿野月彦さんによるツイキャスでの朗読もございます。


『ミルクトゥース』

 「ふたりきりも大好きだけど、ぜいたくすぎて、不安になる」
虫歯になった彼と、お料理上手な主人公。
大人になるにはいらないもの。お世話になるけど捨てるもの。

諦観。
終わりを知っている主人公の終わらせられない想いがお読みいただけます。


『チョコレートコスモス』

「今、目の前でゲロを吐いたら、どんな顔をするだろう」
ほしいと言うもの、ぜんぶ与えた。
そんな女が、今この場で目の前で、ゲロを吐いたらどんな顔をするだろう。

弱者の弱者による弱者のための復讐。
弱者にしかできない方法で、弱者らしく、追い詰める様をお読みいただけます。


『クッキープッシャー』

「それをふまえて、好きでした」
片想い。というのも、おこがましい想いでした。
憧れた彼女に再会する。一時間だけ。

会いたい人に会いませんか?
高校生のとき、はじまりもおわりも曖昧だった恋の決着をお読みいただけます。


『ストロベリーポット』

「こんなにかわいくて、かわいそうで、あたしを惨めな気持ちにさせる女の子。ほかにいない」
バンド、片想い、薬指。
終わればいいと思った愛美の片想いが終わった。あたしが終わらせた。

クソデカ感情の"執着"点。
相手には些細なこと、些細な言葉であったのに、それに救われて一生それを動力として生きていく。
その一生の一日をお読みいただけます。
ちなみに既刊『ドリンクバーで永遠を』にこの2人のはじまりの話が載っています。


『バームクーヘンエンド』

 「担任に、「そんなんじゃロクな人生送れないぞ」とネタバレされたときから、俺の人生はここに一直線の道でした」
引き出物のバームクーヘンをひとりで食べる。

バームクーヘンエンドが読みたい。
そんな人にとにかくオススメです。


カタログで「気になる!」していただけるとイベント当日のチェックに便利です!
ぜひご利用ください。


お品書き

『御呪』

『御呪』
作者 鹿野月彦/四ツ倉絢一
サイズ A5
ページ数 132P
頒布価格 1,500円

『どうしようもない君が好き』

『どうしようもない君が好き』
作者 四ツ倉絢一
サイズ A6文庫
ページ数 114P
頒布価格 1,000円

『ああ、あなた、あなたのひかりに吊られたい』

『ああ、あなた、あなたのひかりに吊られたい』
作者 四ツ倉絢一
サイズ A5
ページ数 152P
頒布価格 1,500円


【う-01】でお待ちしてます

【う-01】郁郁青青でお待ちしております!


そもそも文学フリマ東京って?

時間 12/1(日) 12:00〜17:00
場所 東京ビッグサイト

文学フリマ東京は今回からビッグサイトでの開催です!
入場にはチケットが必要となります。前売りでの事前準備をオススメいたします。
ぜひお越しください!

文学フリマについて
文学フリマ東京39について

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集