仙台から上京し新卒でベンチャー企業へ 新規事業の責任者として奮闘中の8年目社員に、これまでを振り返ってもらいました。
今回インタビューに答えて頂いたのは入社8年目の小野寺さん。
2017年に出身地仙台から新宿へ渡り、新卒でセカンドラボへ入社した小野寺さんは、チームリーダーを経て、現在は新規事業であるWeb制作事業に奮闘中。
様々な業務で活躍してきた小野寺さんに、これまでのセカンドラボでの経験を詳しく伺いました。
<プロフィール>
名前:小野寺 仁
出身:宮城県仙台市
生年月日:1992年8月14日
入社時期:2017年8月
MBTI:ISFP(冒険家)
マイブーム:自炊、昔好きだった漫画の大人買い
(最近は呪術回戦がブーム。物語の始まりが地元仙台なことと、終盤の戦闘シーンが職場近くなので)
セカンドラボ入社時のエピソード
ーまずは小野寺さんの入社までのお話を聞きたいです!どんな大学生活でしたか?
大学時代は水泳部の活動に熱中していて、正直勉強はあまりしてきませんでした。大学時代のトータルの勉強時間は40時間くらいかもしれません(笑)
そのまま就活にもあまり力を入れず卒業し、そろそろちゃんとしようと思った頃、何度かスカウトがきていたセカンドラボが気になって、という感じです。
面接を受けに東京へ行き、会社で代表から2時間ほどお話を伺い、熱にほだされる形で入社してもう8年になります。
ー入社した時のセカンドラボの印象を教えてください!
2017年8月に入社しましたが、当時の社員は10数名でした。
歳の近い社員が中心で、人見知りな自分でも馴染めそうな印象で安心しましたね。
社員の皆さんは比較的クールな雰囲気で、なんとなくちょうど良いなと思った記憶があります。
ー入社当時はどんな業務をしていましたか?
自社サービス「コメディカルドットコム」を売り込むため、病院への電話営業に取り組みました。
初月はかなり苦戦し、8件しか開拓することができずにさすがに落ち込みました…。翌月クリニックチームに移り、そこからは3年ほどクリニックチームにいました。
当時は僕を含めて3名のチームで、代表も含め手取り足取り営業を教えてもらい、だんだん数字も伸びていきました。
この頃はとにかく、「自分のクライアントを増やしつつ売上を積んでいくこと」を目標にひたすら頑張っていた記憶があります。
その後は後輩も数名入社してOJTを担当したりと、業務の幅も広がっていきました。
チームリーダーに就任
ー小野寺さんは2021年からクリニックチームのリーダーに就任されましたが、具体的にはどんな業務をされていましたか?
チーム全体の売上目標の設定と管理が大きな役割です。
どうすれば売上を目標通り伸ばせるか、日々頭を悩ませていた思い出があります。
あとはもちろんチームメンバーのマネジメントも大事な役割なので、後輩育成にも力を入れました。
ーリーダーとして、特にやりがいを感じていたことはありますか?
やはり「昨年比でどのくらい売上を伸ばせたか」という点ですね。
年間・クオーター・月で売上目標を立てていましたが、見込み通りもしくはそれ以上の売上が出た時はとても嬉しかったです。
もちろん目標に届かない月もあり、その時は翌月に向けてアクションプランを練ったりと常に数字に追われていました。
実は同時期にWeb広告の運用担当にもなり、業務内容が一気に増えて慣れるまでは目まぐるしかった思い出もあります。
ーチームリーダーと広告運用業務の同時並行は大変だったと思います。Web広告運用とは、具体的にどのようなことをしていましたか?
まずは「コメディカルドットコム」の日々のアクセス数管理、使用しているツールの効率化、そして求職者向けのトラフィックの運用などをしていました。
広告運用はもともとやりたいと思っていて、前任の担当社員が退職したこともきっかけとなり、後輩と2人で任せてもらうことになりました。
ーもともと広告運用に興味があったとのことでしたが、実際にやってみていかがでしたか?
コメディカルドットコムは月に60万人ほどに閲覧されていますが、そんな大きな規模のサイトのアクセス状況を隅々まで知ることができたのはとても楽しかったです。
また、他社サイトのトラフィックや売上の背景が分かっていき、コメディカルドットコムにどう活かしていくか考えるのは難しかったですが、その分やりがいがありました。
自身のスキルとしても、Googleアナリティクスの操作ができるようになったりと、今行っているWeb制作事業にもかなり役に立っています。
ー広告運用担当になり、特に大変だったことはありますか?
担当が当時自分と後輩の2人だけだったので、何かあった時に自分がしっかり理解していないといけないプレッシャーがありました。上司も自分の伝えた内容をベースに意思決定するので、自分が一番詳しくないといけない立場でした。
ですがその分、どんなことでも自分が腹落ちするところまで調べる癖がついたなと思います。根気強く調べていけばどんどん理解が進み、自分のものになっていくのは楽しかったです。
一方で、ネット上で見かける成功事例やコンサルが提案してくれた施策などが、必ずしもコメディカルドットコムに当てはまるわけではないので、念入りなリサーチをしつつも、複数の視点で考えながら結論を出すように意識しました。
ーリーダー業務と広告運用業務を行う中で、どんなことが身についたと感じますか?
採用コンサルとしてお客さんにアドバイスできるレパートリーが増えた実感があります。
普段の業務は採用活動をするクリニック向けのものですが、広告運用も担当していたことで、「求職者」目線での知見も集められたと思います。採用に困っている事業所があればたいてい何かしらはアドバイスできるので、その点は強みになりました。
現在は2ndLaboチームにいますが、ここでの経験は今の自分にもかなり活きているなと感じています。
2ndLaboチームへ異動
2ndlaboチーム:
医療福祉施設の経営層に向けて、プロダクト情報を提供するチーム。
プラットフォームでの情報提供だけでなく、経営上の課題を個別にヒアリングし、解決に最適なメーカー・企業選定の提案も行っています。
ー今年から、小野寺さんは2ndLaboチームへ異動されましたよね。現在の業務内容を教えてください。
今メインで行っているのは医療機関・介護施設のWEB制作の営業とそのディレクションです。
普段コメディカルドットコムを使って頂いている事業所を中心に、HPリニューアルの提案を行っています。
現状2件受注しており、1件は納品済みでもう1件は絶賛制作中です!
ーWEB制作は全く新しいプロジェクトですが、どのようなきっかけで始動したんですか?
「2nd Labo」を、コメディカルドットコムと並ぶ大きな事業へ成長させていくためです。
2020年に発足した2ndaboチームでは、 医療福祉施設と企業を繋ぐプラットフォーム事業が主軸ですが、それと並行してさらに売上を作っていくため新たな取り組みに着手することになりました。
当初は、クリニックの開業支援、レセプトチェックソフトの代理店など、Web制作以外にも様々な案が出ていました。
その中で、なぜWeb制作を選んだか、については理由がいくつかあります。
まず1つは、医療機関・介護施設のHPのクオリティを上げるため、です。
事業所によってはHP上の情報がかなり少なかったり、ページがスマホ対応していなかったりと、改善の余地がある場合も多く、ニーズを感じていました。
また、「コメディカルドットコム」で仕事を探す求職者にとっても、HPのクオリティは大切です。ある求人に興味を持ったら、その会社のHPも合わせて確認する方が多いですが、HPで情報を得られないと応募自体辞めてしまう可能性があります。これが2つ目の理由です。
加えて、人員体制など社内のリソースも十分だったという理由も大きいです。
Web制作を始めようと決めるまでは1ヶ月ほどチーム内で考えました。Web制作は競争の激しい分野なので不安要素ではありましたが、日々悩みながらも順調に進められているかなと思います。
ー事業を進めていく中で、どんなことにやりがいを感じていますか?
HPを誰に見せたいか、というターゲットは事業所によって異なるので、各事業所のユーザー層をリサーチして提案内容を模索していくことはシンプルに楽しいなと感じています。
クリニックチームにいた頃の仕事は、既に出来がっている「コメディカルドットコム」というサービスの中で行っていたので、0からスタートしている現在のWeb制作は負荷の種類が違うと実感しつつも、その分やりがいも大きいです。
今後について
ー小野寺さん個人として、そして会社としての今後の展望を教えてください!
まず個人としては、今後「コメディカルドットコム」を超える主力事業を作りその責任者になることが目標です。
仕事において代表以上のレベルで判断ができるような存在を目指しています。それができれば給与もさらに増えると思うので(笑)
そして会社としては、2027年に会社の規模(従業員数や売上)を倍にするという目標を掲げています。もちろん簡単なことではないですが、社員全員がやりがいをもって楽しみながら同じ目標に向かっていける環境づくりにもさらに力を入れていきたいです。
ー最後に、就職活動中の方々へ一言お願いします!
就職活動は自分を見つめ直し、成長する大きなチャンスです。
時には不安やプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、焦らず自分を信じてください。大切なのは、自分の強みや価値観をしっかり理解し、それを伝えること。
企業に対して「自分が何を提供できるか」を考えつつ、同時に「この企業で自分がどう成長できるか」も見極めましょう。
途中で壁にぶつかっても、それは次のステップへの一歩です。
諦めずに一歩ずつ前進し、自分らしいキャリアを築いていってください。あなたに合った道は必ず見つかります。応援しています!