「なぜか仕事が頑張れない…」そんな時の選択肢と解決する方法とは?
セカンドゴングのスペイン商事です。
実績や経験をいくら重ねても、モチベーションが枯渇して、仕事が頑張れない時はあるものです。
もちろん、筆者にもそんな時はあります。
まさに、「人間だもの」。生きているからこそ感情があるのです。
しかし、致し方ない感情と上手に付き合っていく方法は、長く働き続けるうえでは、身につけておきたいもの。
頑張れないと感じている仕事でも、それを進めないと、組織運営に影響がでる業務もあるでしょう。
頑張れない時の対策法を携えておくことは、自らの仕事をスムーズに進行できるだけでなく、周囲の人たちへのアドバイスにも使える、大切な知恵となります。
今回の記事では、仕事が頑張れない時に自分ができること、頑張れない原因と具体的に解決する方法を、筆者の経験にもとづいてご紹介します。
ご自身で行っている対策以外に、頑張れない時の新しい対策法が見つかるかもしれません。
まずは手を着けられない仕事から離れて、気分転換を兼ねて、ゆったりした気分でご覧ください。
仕事が頑張れない時の選択肢は意外に多い
はぁ~、頑張れないわぁ
こんなふうに感じたときに、対策として代表的なものは「気分転換」でしょう。
筆者もタバコを吸ったり、遠くを眺めたりと、いろいろとやっています。
しかし、いつもの気分転換でも頑張れない時ってありませんか?
そんな時には、行動や考え方をちょっと変えてみるだけでも、意外な効果が出ることもあります。
ここでは、気分転換以外で試してみたい、「頑張れない時の選択肢」を整理して見ていきましょう。
■仕事だと割り切ってみる
私たち昭和世代にとっては馴染みの深い、”根性“を活用して頑張るのも選択肢のひとつです。
甘ったれたことを言わないで、感情を押し殺して一心不乱にやってしまう
我々のような40代以上の世代では、得意技ではないでしょうか?
経験も積んできた私たちだからこそ、必要な仕事は難なく片付けられるでしょう。
しかし、この感情を無視した行動こそが、仕事が頑張れない気分になる一因だということに、そろそろ気づくべきなのかもしれません。
■できることを少しだけやってみる
・まず10分だけやってみるか
・とりあえずこの資料だけやってみよう
こんなふうに、少しだけ仕事に手をつけてみるのも、おすすめの方法です。
これは、ランナーが遠くのゴールを目指して走る場合に、次の電柱を目標に走ることとよく似ています。
いっきにゴールを見ると気が遠くなるほどの距離でも、短い目標設定を繰り返すことで、達成できてしまうというものです。
やる気が起きるのは、脳内にドーパミンが分泌されることに起因するもの。
このドーパミンは、行動を起こすことで分泌が促される性質があると言われています。
ですので、頑張れない時に少しだけやってみるというのは、じつは根拠がある効果的な方法なんです。
気軽な気持ちで、いちど試してみてください。
■いっそやらない
勤労を美徳として生きてきた私たちですが、現代においては、やらないということさえ選択肢のひとつです。
ある飲料メーカーのコーヒーCMでも、「サボることは悪いことばかりではない」というメッセージが発信されています。
世代的には抵抗もあるかもしれませんが、新しい思考を取り入れることは、長く活躍して行くための方法ともいえるでしょう。
ただそうはいっても、全くやらないわけにも行かないもの…
そんなときは、任せられる仕事を周囲に任せてしまうのも対策のひとつです。
そもそも企業はチームでやるものですから、周囲の経験値が上がることも、組織の利益になります。
それに「頼られることが嫌いじゃない」って方も、じつは意外と多いものなんです。
こんなきっかけで、新しい関係構築につながる場合もありますから、ぜひ試してみてください。
周囲の愛情や人生の広がりまで、感じられる場合があるかもしれませんよ。
頑張れない原因を知ろう
やる気がでない時に気分転換しながら、
頑張れないのはなぜだろう?
こんなふうに原因を考えてみることも大切です。
そもそもの原因をはっきりさせて、それを理解しておくことで、安定したモチベーションを保つことができます。
もし頻繁に頑張れない場面が訪れるようであれば、いちど自分と向き合う時間を設ける必要があるのかもしれません。
ここでは、仕事を頑張れない原因の代表的な例を見ていきましょう。
■集中できていない
・大きな仕事の後
・長期休暇明け
・イベントがある時期
上記のようなタイミングで、仕事を頑張れない原因になりやすのが、「仕事に集中できていない」という状態です。
大切な仕事を終えた後などは、燃えつき症候群のような状態になって、目標・やりがいを見失いがちなもの。
大きな仕事を終えた後は、しばらくは業務量を抑えて、頭を整理したり少し気分転換することをオススメします。
また、長期休暇明けやイベントがある時期などは、プライベートからの切替えがうまくできずに、仕事が頑張れないこともあるでしょう。
仕事とプライベートの両方考えながら、だらだらと業務を進めていると、効率も精度も落ちるので、間違いも起こりやすくなります。
切替えがうまくできないと感じる場合は、「まずは10分だけ」を繰り返して、ドーパミンを呼び起こすのが先決です。
■ストレスの解消ができていない
職場や実生活での人間関係、業務上でのトラブルなど、何かしらの原因で、ストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
「つらい」「苦しい」といった感情を無視して、業務を進めることもできますが、過度なストレスは、体調不良や業務効率の低下につながってしまいます。
・趣味に没頭する
・美味しいものを食べる
・カラオケをする
こういったことを通してストレスを解消することは、効果もありますし一般的です。
しかし、ストレスの原因となる点を根本から解消したい場合は、
自分が何をどう感じて、ストレスになっているのか?
このような感情に向き合って見るのも効果的です。
トラブルを通して感じた不満や苦しさは、紙に書き出すと良いといわれています。
自分の思考に向き合うことで、新たな感情やモチベーションが生まれてくることがあるかもしれません。
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■誰でもそういう時はある
もちろん原因なく頑張れない時もあります。そう、「人間だもの」です。
ストレスを溜め過ぎると、自分の感情やストレス原因がよく分からなくなる場合もあるので、前項のようにまずは自分の感情に向き合ってみましょう。
それでもまったく原因がない場合は、深く考えすぎずに、
まぁそんなこともあるか…
このような心持ちでいれば、そのうちやる気は出てくるものです。
具体的な解決策とは?
仕事が頑張れない時に、実際にどのようにすれば解決することができるのでしょうか。
ここでは、いくつかの方法をご紹介します。
まだ試していない方法があれば、実際に行動に移してみることで、新たな発見があるかもしれませんよ。
■目標・やりがいを見つける
目標を設定することは、基本的なことではありますが、苦手と感じている方も多いのではないでしょうか。
高すぎる設定で苦しんでしまったり、まじめな方だと、目標が逆にストレスになることもあるので、設定のしかたには要注意です。
例えば3ヶ月程度の少し先を見越した目標を設定したり、「旅行資金のため」「美味しいご飯のため」というような軽いノリでも構いません。
負担にならない程度で、日々にハリがでる目標・やりがいを設定すると、達成を楽しみながら、仕事のモチベーションにつながるでしょう。
■別の案件から進めてみる
仕事が頑張れない理由が、そもそも自分の原因ではない場合もあります。
単純に入り込めない案件だったり、興味の湧かない案件もあるでしょう。
そんな時には、普段あまり行わない業務や、まったく別の案件から手をつけてみるのも効果的です。
作業を進めるうちに、ドーパミンが分泌されたらしめたもの。ついでのやる気と勢いで、案件が進むことも少なくないでしょう。
■理由によっては転職も考える
人間関係や業務上のストレスが長く続いて、仕事に支障が出るような場合は、転職することも選択肢に入れてみましょう。
そもそも私たちは、働くために生きている訳ではありません。
自分と向き合っても解消されない場合は、新たな環境に身を置くことで、自身の可能性が広がることもあるものです。
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まとめ:仕事が頑張れないときは誰にでもあるもの
今回は、仕事が頑張れない時に自分ができること、頑張れない原因と具体的な対策法について、筆者の経験にもとづいてお話ししました。
仕事が頑張れない時は、誰にだってよくあることなのです。
実際には、以下のどちらかの状態であることが多いでしょう。
・気持ちが緩み過ぎている
・融通が効かないほど、気持ちが硬直している
緩み過ぎのときは、少しずつやる気が出てくるものですが、気持ちが硬直している場合は、少し自分にサボらせてあげましょう。
仕事が頑張れないときは、気持ちのバランスが崩れていることが原因ともいえます。
深刻に考えすぎずに、少し楽しみながら対策を試してみて、自分の気持ちのバランスを整えましょう。
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