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自分だけの「知のデータベース」作りの楽しさ
ノートに書いて考えることが好きです。小さいころからの趣味と言っていいかもしれません。
そんな私が日々、試行錯誤しながら、楽しみながら作っているものがあります。それが自分だけの「知のデータベース」です。
今日は、何のためにやっているのか、何が楽しいのかについて、少しご紹介したいと思います。
はじめに
私たちの日々の生活は、学びや気づきであふれています。その瞬間を逃さずに記録し、自分の「知のデータベース」に入れていきます。
この「知のデータベース」を、必要な時に参照し、実践・応用することで、様々なメリットを感じています。夢がかなった、人生が変わったというような大きな話ではありません。
日々の生活において、前より少しだけ良いアイデアを思いつく、悩みが少し和らぐ、背中を押してくれる、同じ過ちが少なくなる、良く出来ていたことが更に良くできるようになる、といった、ささやかな、でも着実なメリットを感じているのです。
自分の知の財産が日々更新されて、ほんの少しでも昨日より成長できていると実感できる、そこがほんとうに楽しいのです。
そして、「知のデータベース」は、他者貢献にもつながる可能性もある、と感じています。
知のデータベースとは
「知のデータベース」を作るためには、まず日々の気づきや学びを記録しておくためのノート等に書くことから始まります。
ふとした瞬間に得たアイデアや経験を、ノートに書き留めておく。そしてそれを読み返し、ハイライトしたり追記したりして、そのエッセンスを適切な場所に蓄積していく。そこで出来上がったものが「知のデータベース」です。
野口悠紀雄さんは、著書『書くことについて』において、Googleドキュメントを使ったクラウド上の多層ファイリングシステムを構築し、書籍の執筆や、生活上のさまざまな情報を管理するために用いることを提唱しています。
そして、そのシステムを外部脳として用いることで、「脳を本当に創造的な活動だけに用いる」ことができるとしています。
また、ディアゴ・フォーテさんは、著書『SCOND BRAIN (セカンドブレイン) 時間に追われない「知的生産術」』において、必要な情報をすべて蓄えておく「巨大な集合体」をクラウド上で構築すべき、と提唱しています。
脳の外部にもう一つの記憶装置を持つことで、情報の整理や創造性を高めることができる、としています。
自分だけの「知のデータベース」は、多層ファイリングシステムやセカンドブレインと同じものです。自分のアイデアや知識を蓄え、必要なときに引き出すためのツールとして機能させるものです。
毎日の生活を楽しむために
知のデータベースを作ることは、それ自体が楽しい作業です。日々の出来事を振り返り、何を感じたのか、どんなことを学んだのかを記録していき、それを蓄積していくことで、日常が少しずつ豊かになっていく気持ちになります。
例えば、気になった他者の言葉、読んだ本の一節、ふと思いついた感情やアイデアを書き留めます。それを蓄積していく過程において、自分を深く知り、自分の視野が広がるような気がします。この小さな積み重ねが、後々の自分の役に立つかもしれない。そこも楽しい理由なんだと思います。
このように、日々、新たな知が蓄積されていくことはとても楽しいものです。
他者貢献につなげる
この知のデータベースは、最終的には他者貢献につなげるためのツールにしていきたいと考えています。
「知のデータベース」を作る目的は、日々の生活を少しでも楽しく、少しでも豊かにすることです。そして、その延長線上に、他者への貢献につなげていきたいのです。
例えば、仕事や生活の場面でアドバイスを求められたときに、ちょっとした自分の経験やインスピレーションを与えることができたら、それはとても嬉しいことです。
おわりに
このnoteで、これから少しずつ自分の「知のデータベース」の作り方や活用法について、シェアしていければと考えています。
そして、同じような知のデータベースを作成されている方々と、アイデアをシェアしながら、自分のやり方も少しずつアップデートしていければいいな、と考えています。
最後までお読みいただきありがとうございます。良い一日をお過ごしください。