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『ある無名兵士の詩』

この詩には「全ての悩める人々へ」と記されているそうです。


大きなことを成し遂げるために、
力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙虚を学ぶようにと弱さを授かった。

偉大なことができるように健康を求めたのに
より良きことをするようにと病気を賜った。

幸せになろうと富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようとして成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた。

神の意に沿わぬものであるにもかかわらず心の中の言い表せない祈りは全て叶えられた。

私は最も豊かに祝福されたのだ。


私自身はクリスチャンではないのですが、この部分をはじめて見たとき
『偉大なことができるように健康を求めたのに より良きことをするようにと病気を賜った』

「あ、自分のことや」と

多分、身体に問題が生じなければ
今でも、やり甲斐とお金を求めて海外で事業を続けていたのは間違いないと思います。

しかし現実は
病に倒れ
少しずつ死んでいく
という状況に陥り
数年かかったものの
運良く身体は動かせるよう
回復し
今はフードバンク団体のファウンダーとして法人を率いています。

勿論、不治の病に罹患したかった・・
わけではないのですが
病は自分を
『より良きことをするように』
向かわせたのは間違いありませんから、今の自分があるのは病が大きなきっかけといえます。

私の近くにいる人には
私があまりにも
辛そうに見えるそうですが

確かに
苦しいこと
辛いこと
たくさんあるのですが
多くの人々に
手を差し伸べることができ
喜んでもらえる今は
幸せなのだと思います

この歌詞のようかな

”人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る”





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