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排出

人間とは、こんなに恒常性のあるものなのに?

毎日、これだけ、「いらな~い、ぽいっ」てする。

自分から外になにか出して、同じ分、同じなにかを自分に組み込んでる。

だから本当は、人間は毎日変わり続けている。

そうだけど・・・やっぱり、すごいよなあ。

何もしなくても、基礎代謝でエネルギー使っちゃうから、自分がどんなに飲まず食わずでも、変化は起こりつづける。


そんな話はさておき。

私、ゴミがぱんぱんに詰まったゴミ袋を捨てるのが好きで。

出したら、

「すっきりしたー!」 って、毎回思ってしまう!

今まで滞っていた血が、急に流れ出した気分になるの!

もう、快適。

だけど、

まだ使えるものは捨てられない性格で、大抵のものは取っておいてしまう。

だから、捨てられるものってそんなに出てこない・・・そんな少ない捨てられるモノたまりにたまって、日々、蓄積したものを、一度解き放っちゃうときの、清々しさ。

どうしてこんなにすがすがしいのか?

これは、捨てることに悲しみを感じているからだろうか。

昔なんか、本当にものを捨てるとき、ものに同情しちゃってて、

かわいそうで、捨てられなかったなあ。

ようやく、捨てることも普通に出来るようになってきた。


一人暮らしして、

日々、

たまっていってた。

それを排出してみたら、

気持ち良かった。


大きくなって、より、

毎日、

小さな、捨て と 拾い を、毎日やってるのかもしれない。

捨てることで、自分を断捨離してるんかな。

この感覚が、好き。

自分の出したものを捨て切る感覚。

じぶんの生きてる証も自分から遠くへ切り離してしまう感覚。




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