高校野球と坊主、良薬は口に苦くない時代

ここ数日劇的に体調不良だったので、市販薬をいくつか飲んでみて、病院で処方された薬も飲んでみて、どれも一定効果はあるなという感じだったのですが、どの薬も苦くなかったんですね。子供の頃は、まだ薬が苦くて嫌だという時代だったのですが、もはや良薬も口に苦くない時代なんだな、とふと思ったお盆でした。

そういえば最近、甲子園(夏の高校野球)関連で慶応が坊主じゃないことが話題になっており、坊主にしてから出直してこいだのなんだのヤジがあったということらしいですね。

また監督の方でも、高校野球の嫌いなところとか明言している様子で、なかなか良いじゃんと率直に思ったのですが、これも良薬の話と通ずる部分があるんだと思います。

要するに、良薬は口に苦くあって欲しいというある種の妄想というか、苦労したから良い結果というようなレトロな因果律にとらわれてしまっているんだということなんだと思いますね。

ちょっと関係ないんですけど、俺らの若い頃はっていうサラリーマンがよくいますよね。あれ、なんなんでしょうね。

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