冷たい季節のピアノ演奏、気をつけたほうが良さげです
ピアニストの方が注意喚起されていたXの投稿が大事なことだったので、シェアします。
これ、たしかに今の季節は寒い場所でピアノを弾くこともあるので気をつけたほうが良さそうです。
その場所の寒さだけではなくて、ピアノの中って結構冷気が溜まっています。特に鍵盤の下に溜まった冷気は体を冷やすことになりやすいです。
冷えたピアノは弾くほどに凍える
ちょうど先日それを感じることがあって、調律先が暖房がなく室温は12℃くらいのかなり寒い環境。調律前の点検で鍵盤を弾いていると、さらに冷たい空気が鍵盤の隙間からにじみ出てきて、指先からどんどん冷えていくのがわかります。
ためしに鍵盤の下の温度を測ってみたら、なんと室温よりもさらに3℃ほど低いこの温度。そりゃあ冷えるわけです。
一番暖かい時間帯のはずなのにこの温度ですから、これ以上自然に暖まることはないでしょう。ピアノの中は金属も多く、構造的に空気もなかなか入れ替わらないので、まわりが結構暖かくなっても鍵盤下の空気はずっと冷たいままなことは多いです。鍵盤の表面も冷たくなりやすい素材ですし。
こんな製品が出てくれれば...
車のシートやハンドルのヒーターって良いですよね。今乗っている車の装備で、シートヒーターは付けて良かったオプションNo.1です。
じゃあピアノにもこんな鍵盤はどうでしょう?
その名も「寒冷地仕様 ヒーター内蔵レザー張り鍵盤」(※妄想です)
まあこれは色々な理由から現実的では無いですが...外はもちろん、家の中でも寒すぎる場所ではあまり長時間ピアノを弾かないようにしたほうが良さそうです。
現実的にはカイロやブランケットなどを使って、指や体を暖めながら無理せず楽しんでください。
この記事が参加している募集
もし記事が参考になりましたらスキを押して頂けると励みになります!