山形県知事選挙
令和3年(2021年)1月24日(日曜日)、山形県知事選挙が執行される。2009年以来、12年ぶりの選挙戦となり、現職と新人の一騎打ちとなる。
ここでは公職選挙法に抵触しない程度に両候補者について概観する。
その前に。
重要なことを1つ。
将来的に山形で職に就きたいと考えている人は必ず投票に行くべきである。県外在住で住民票を移している人は投票できないとしても結果には注視するべきである。
自分たちが暮らす県、税金(都道府県税)の納入先にもなる自治体の当面の県政を左右する重要な分岐点となる。
必ず投票する権利を行使してほしい。
さて本題。
まずは現職、吉村美栄子氏。
「コロナ克服、山形経済再生」をスローガンに県民一丸となるコロナ禍克服を前面に押し出している。また、①子育て費の無償化、➁「健康長寿日本一」の実現、③デジタル化の加速、④「1人当たりの県民所得」の向上、⑤災害の強い県へ「やまがた強靭化」、を掲げる。
12年間の県政の是非が問われる選挙となる。知名度は申し分なく、新型コロナウイルス感染症対策の評価も結果に影響しそうだ。
次に新人、大内理香氏。
「さぁ、変えよう 選ばれる山形へ」をスローガンに、国・市町村と一体となったコロナ対策を掲げる。一極集中から地方分散が進む中で日本・世界から選ばれる山形を目指す。また、①交通インフラの前倒し、➁地域医療体制の構築、③教育県山形の復活、④県土強靭化の推進、を掲げる。
県議を務めた実績と現県政の課題の克服を前面に押し出している。
以上、両候補者の概要である。詳細はそれぞれのホームページなどで確認してほしい。
投票日前日の1月23日(土曜日)まで期日前投票も可能である。
皆さんの一票が未来を変えるかもしれない。