大俵ハンバーグマチコ(松澤)

時の旅人。講釈垂れます。

大俵ハンバーグマチコ(松澤)

時の旅人。講釈垂れます。

最近の記事

紙一重

「わずか紙一枚の隔たり。」 空と宇宙 昨日と今日 今日と明日 戦争と平和 英雄と独裁者 現在と過去 凡人と天才 常人と奇人 男と女 生と死 サルと人 人と神 神とサル 枠に収めることで人は安心を得る。 対義と類義の概念を捨て、世の理りを超え、紙一枚の隔たりが破られる時、 そこに産み落とされるのは、 誰が為の新世界か。

    • 沈丁花

      かたりあひて 尽しゝ人は先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ 明治の元勲・山縣有朋が、先立った盟友・伊藤博文を偲んで詠んだものだ。 「自分が最期を迎えるとき、惜しむ気持ちを言葉にしてくれる人はいるのだろうか。」 そんなことを考えながら、テレビで流れるニュースをながめる。 梔子はその役目を終え、金木犀は自らを律した。 ふと窓の外を眺めると、木々は葉を赤らめ、落葉を待っている。 まだ半年ある春を待ち遠しく想いながら、ペンを走らせる。 誰しもが持つ「期待と不安」はいつ

      • 1つのたまご

        皆さんは宇宙の始まりを知っているだろうか。 宇宙物理学の発展により、定常宇宙論からビックバン理論まで様々な形で「はじまりのはなし」は語られてきた。 1つ、神話を紹介しよう。 はじめに あったのは こんとんの うねり だけだった すべてが まざりあい ちゅうしんに タマゴが あらわれた こぼれおちた タマゴより さいしょの ものが うまれでた さいしょの ものは ふたつの ぶんしんを つくった じかんが まわりはじめた くうかんが ひろがりはじめた さらに じぶんの か

        • 山形県知事選挙

          令和3年(2021年)1月24日(日曜日)、山形県知事選挙が執行される。2009年以来、12年ぶりの選挙戦となり、現職と新人の一騎打ちとなる。 ここでは公職選挙法に抵触しない程度に両候補者について概観する。 その前に。 重要なことを1つ。 将来的に山形で職に就きたいと考えている人は必ず投票に行くべきである。県外在住で住民票を移している人は投票できないとしても結果には注視するべきである。 自分たちが暮らす県、税金(都道府県税)の納入先にもなる自治体の当面の県政を左右す

          2021年の抱負

          「いつ死んでもいいように生きる」 常々、これを意識して生きてきた。特に去る2020年はより意識した1年間であったように思う。 私は覚悟を持って生きていないと見えない世界、出来ない事が様々あると思っている。 2021年もこの意識は大事にした。 さて 2021年の幕が開いた。 新型コロナウイルスの感染拡大により、例年とは違う様相を呈している。今年も依然として感染症対策の徹底が求められよう。ワクチンの接種も徐々に開始される見通しで、状況の改善を期待したい。 また、東日

          今年を振り返って➁

          今年を振り返るシリーズ第2弾は、諸々の反省点を列挙したい。 まずは大学の勉強について、前半はオンライン授業であったため正直な話、モチベーションの維持が難しかった。 後半は対面授業が始まり、学友と励まし合いながらの数か月であった。特に卒業論文の準備が始まり、来年の多忙を予感させる時間でもあった。 次に私生活について。趣味は専らYouTube鑑賞と睡眠であった。 食で言えば、らーめんは相変わらずであり、日本酒の美味しさを理解した。 基本的に暇なときは寝るようにしていたが

          今年を振り返って①

          師走も中盤。2020年も終わりを迎えようとしている。 花見が中止になったことを落胆していたことが、つい先日のように感じる。 今年はコロナ禍による混乱で様々なことに制限が加わり、なんとも残念な年であったと思う。特に飲み会や旅行など娯楽を満喫できなかったことは痛恨の極みであった。 来年はどんな年になるか、楽しみと不安がせめぎ合う心境ではあるが、ひとまず今年の反省をしていかなければなるまい。 今年を振り返るシリーズ第1弾は、今まさに書いている「note」についてである。

          冬がはじまるよ

          早くも11月に突入し、今年も残りわずかとなった。 先日まで暑く、半袖を着ていたような気がするが、あっという間に蔵王連峰は雪化粧である。 今は季節で言えば「秋」であるが、寒さはすでに「冬」である。 山形の季節は夏か冬しかないのではないかと毎年感じる次第だ。 友達や先輩方と鍋を囲みながらお酒を飲みたいとつくづく思うが、今年は慎重を期する必要があろう。 如何にして「冬」を満喫するか。 「寒くてずっと家で寝てました。」 こんなことにはなりたくないものだ。 私個人として

          合縁奇縁

          人と人とのめぐりあわせは偶然の産物か。 仮に仕組まれていない、全くの偶然であるならば、私の「縁」というものは大変に恵まれている。 たった21年の人生でも、様々な人と出会い、別れ、そしてこれからもそれの繰り返しとなろう。 訳あって仲違いしてしまった人もいるが、今思えば惜しいことをしたと思う。 人付き合いには「愛情」と「憎しみ」はつきものである。 「人は愛情を知った時、憎しみのリスクを背負う。」 感情を持ってしまった生き物の運命と言えよう。 合縁奇縁こそが、生きてい

          新内閣

          先日、菅義偉自民党総裁が総理大臣に就任し新内閣が発足した。 「ノンサプライズ」「女性閣僚が少ない」「若さが無い」などの批判もあるが、新型コロナウイルスに引き続き対応するための堅実な布陣と言える。 携帯料金の値下げやアベノミクスの継承、外交諸問題への対応など「実行力」に期待したい。 私が個人的に注目しているのは菅総理が掲げる「悪しき前例主義の打破」「縦割り行政の解消」を担う河野太郎行政改革相である。 臆しない物言いとTwitterでの発信力などに定評がある人物である。

          残された課題

          先日、安倍晋三内閣総理大臣が辞任を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が再燃し、職務遂行に支障をきたす恐れがあるためのようだ。 同じ病気を持つ者として、苦しみは痛いほど理解できる。 まずは静養し、早期回復を目指して欲しい。 さて、8年弱の在任中に様々な成果をあげてきた安倍内閣であるが、残された課題も多い。 ここでは「日本の安全保障」について列挙したい。 ・日露平和条約が未締結と北方領土問題 ・北朝鮮による拉致被害者の奪還 ・中国、北朝鮮による弾道ミサイルの増強 ・中国

          日本の核武装

          先日、8月6日は広島の日。 そして今日、8月9日は長崎の日である。 75年前、たった1発の爆弾が刹那に数万人を消し去った。 米国の非人道的行為は後世まで語り継がなければならない。 さて、 核兵器は今後世界から無くなるか。 答えは否である。 全ての核兵器を解体しても、開発技術は消えることはない。 現在日本は米国の「核の傘」に守られていると言われるが、米国本土から日本は守りきれるのか。 周辺国が核弾頭搭載可能なICBMやSLBMの開発を進める限り、日本は脅かされ

          今夏はBBQ

          昨今、明るい話題に乏しい世の中である。 先の見えない暗いトンネルをいつ抜け出せるのか、そんなことばかり考えてしまう。 それでも、何か楽しいことや元気が出ることをやりたいという思いは、誰しもが持っているはずだ。 今夏、私はBBQを催したいと思っている。 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中ではあるが、十分に対策を講じれば実現できるはずである(再度、緊急事態宣言が出されれば話は別であるが)。 楽しみが少ない夏の1つの思い出にできればいいと思う。 まもなく梅雨が明

          21歳、拳で。

          本日7月3日、私は21歳となった。 「おめでとう」を言ってくれた方、感謝感激である。 まだまだ未熟者であり、相変わらず天邪鬼な私であるが、少しは大人になれる1年にしたい。 また、何事にも臆せず挑戦できる人間になりたい。 人間は恐怖や失敗、敗北を乗り越えた先に感動や成功、勝利をつかみ取れるものである。 加えて、人のことを素直に応援できるようになりたいものである。 世間では非難ばかりで建設的な議論が出来ていない残念な人がいる。 あのようにはなりたくないものだ。 こ

          今後のnoteで書きたいこと

          私がnoteの投稿をはじめて3か月弱が経ち、投稿数も20本を超えた。 たまに「note読んだよ」というDMを頂く。相当な暇人なんだなと思いつつ、読んでくれたことはうれしい限りである。 これからも暇な人だけ読んでもらうというスタイルでよろしくお願いしたい。 さて、今後、私が書いていきたい内容を「タイトル ~副題~」という形で紹介したい。 「二位田神社 ~水神に導かれし子供たち~」 「三島由紀夫と天皇観 ~三島は再び現れる~」 「松澤の読書論 ~併読・乱読という禁忌~

          今後のnoteで書きたいこと

          プロ野球が開幕する

          1週間後の6月19日(金)プロ野球が開幕する。 開幕が遅れ、変則的な日程となるが、プロ野球ファン待望の瞬間が間近に迫る。 今年は夏の甲子園も中止となり、高校総体も開催できず、スポーツ界には明るいニュースが乏しい。 完全な日常が戻らずとも、それでも、プロ野球の開幕は日本を少しでも明るくしてくれる気がするのだ。 我らが読売巨人軍は阪神タイガースと「伝統の一戦」で開幕する。 今年こそ日本一へ。 日本に元気を。 さぁ、ここからだ。