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贅沢な時間のお裾分け
今朝は冷え切った朝だった。
気温3度。
風は無く我慢できる程度の寒さ。
ノースフェイスのウィンドシェルを一枚羽織って種差海岸へ向かう。
朝6時。
誰もいない。
朝日の写真を撮りたかった。
夢中で映えそうな場所を探す。
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こんな感じで撮れた。
映画マイ・ブロークン・マリコに使われた場所を探すが、なかなか見つけられない。
こりゃ12/14(土)にSG GROUPホールはちのへで上映される時に、上映後のロケ地のトークイベントに参加しないとわからない。
やはり知りたい。行くか。
そう決めた。
「まりがおか岬」。映画マイ・ブロークン・マリコでは、この場所をそう呼ぶ。
まりがおか→まるがおか→丸顔か?
丸顔か?と呼びそうになる。
まりがおか岬をしばらく散策した。
誰かの残した痕跡を見つけるのも癒される。
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持ち帰りはしなかった岬の一部。
確かにこれらは”そそる”。
トイレ。
外国語が書かれた説明書き。
いつからだろう。多外国語はすっかりありふれた日常の物になってしまった。
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日本から出ないとわからないが、外国のトイレは実に様々だ。
この場所から近い三沢に住む基地の子供は日本のトイレの使い方を知らなかったりする。
温泉の入り方もそうだ。
日本は日本だけのルールでまかり通っている。
朝だけの贅沢。
誰もいない気配を利口に感じ、屋根のかかるベンチに横になり朝日で体を温め読書タイム。
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裸足になり、足の先にまで朝日を当てる。
「気持ちがいい」
じわじわと体が暖まるのがわかる。
自然のあたたかみ。
海からは波の音。
鳥の鳴き声は聞こえない。
海の香り。
オレンジ色の朝日で本のページを照らす。
書体の一文字一文字が活き活きと脳内に刺さってくる。
これはいい。何という贅沢な時間。
時間は7時半。
あと1時間もすればバスがきて、人の姿も現れるだろう。
それまでの至福の時間。
ページがすすまない。
文章のフレーズから、様々な思いが溢れて意識がそれる。
普段は外れない思考場に到達。
新鮮に意識を整理できる。
”へぇ。おれってそう思っていたんだ”
新しい発見。
もうオッサンなのに、これからの10年を何か挑みたいと企んだりする。
夢は無限にある。
もう独り占めする歳ではない。
実現したら分け与え、夢を叶える方法を伝えるぐらいになる歳だ。
そうなれたら。と思う。
映画ジャッキーチェンのカンフー映画のように主人公が強くなる為には”師匠”が必要だ。
人生には師匠がいるようで、いない。
僕はこれからも人生という師匠を追いかける。