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自分自身から解き放たれる旅 7 <南インド>

「叩き壊して生まれ変わる」ガラス造形作家が、作品制作に浸りきる生活から離れ、日常の全てを放り出し、未体験の環境下で、自分自身の内と外、過去と未来、そして、宇宙とじっくり対話するための旅。

2015年10月〜11月
ベネチアからギリシャ、スエズ運河を抜けて
ヨルダン、インド、シンガポールまで海路で巡る4週間の旅 その4

文明や宗教ってどんなところで生まれてきたんだ!?
今そこでは、人は何を食べ、何を着て、どんな暮らしをしているんだろう?

ネット上の『情報』で、分かったような気になるんじゃなくて
その場の文化や空気を自身の目で見て体感して、そこに暮らす人と触れ合い
今までの自分の生き方を叩き壊す時間にしたい。
という思いを携えて旅に出た。

ゴア

オマーンからアラビア海を超えて、向かいの南インド、ゴアへ。
日本でも有名な宣教師 フランシスコ ザビエルが眠る町。

ボム・ジェズ教会

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16世紀初頭から450年間、インド国内では珍しくポルトガル領だったゴア。
今もポルトガル風の建物が多く残る。

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無原罪の聖母教会

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ユル〜イイ感じの町の市場に立ち寄った。

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熱帯性気候ってイメージそのままな果物がたくさん !!! 豊かな自然を全部食べたいゾ〜。

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ゴアは、私が大好きなカシューナッツの産地なのだ。

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1日に30Kgのカシューナッツの皮を手で剥くという熟練工の女性。
加工場ではカシューナッツを傷つけないように、優しく素早く、ひたすら手作業。

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南下して、マンガロールへ

この日はちょうど、ヒンドゥのお祭りで大賑わい。

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どこへ行っても活気と熱気と人人人に溢れている。

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寺院の中で学団の皆さん。

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町中はトタン屋根のエリアも。

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コチ(コーチン)

インド南部の主要産業都市、コチ(コーチン)
探検家ヴァスコ・ダ・ガマが没した街。

クルーズ船のターミナル港 周辺では、
トゥクトゥクのドライバー達が、1日2ドルの客を取りあって、
取っ組み合いの喧嘩を始める。

話が決まって、トゥクトゥクの元締めのオジサンに連れられてドライバーさんの家へ。

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ドライバーさんが「どこ行きたい?」って言うから、
先ずは彼の家に行って家族を紹介してもらった。

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行きがかりで家族を紹介してもらい、ご挨拶してしてから出発。
彼が通ってた学校にも連れてってもらった。

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洗濯場。結構、社交場なのかな? それとも、クリーニング屋さん?

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洗濯干場、やっぱり業者さんだね。 昔、日光消毒って言って外で干したよね。

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地元の人に混じって寺院にお参り。  
肩を出してイキがってるんじゃなくて、コレが正式なスタイル。

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コッソリ紛れこんじゃった。

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南インドのユルさは残って欲しいな、と旅人は思うけど。
住民の皆さんは便利でモノが沢山ある生活を望むんだろうか?

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1980年代に私が住んでた当時の、中国の西安っぽい商店街。

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香辛料を天日干し、太陽の香りをタップリ吸い込んで。

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トラックが昭和残俠伝っぽい!!?? 昭和30年代ってことかな? 
ボリウッドには、高倉健さんは似合わなそう。

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インダス文明から数千年、ポルトガルやイギリスの影響を残す大国は、
10億の民の希望を乗せてどこへ向かうのだろう。
次回は、ITで急速な発展を遂げているインド北部へも行ってみたい。

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