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【第55回】神の食べ物「トムヤムクンヌードル」
日清のカップヌードル。言わずもがな日本を代表する即席カップ麺だ。
定番の味といえばしょうゆ、シーフード、カレーの3つだろう。他にも種類が豊富で期間限定発売の味も多数ある。人気があれば期間限定の味が定番化することもあるのだ。
その代表例といえば「トムヤムクンヌードル」だと思っている。もしかしたら違うのかもしれないけれども、カップヌードルの長い歴史には僕の認識なんて些細なことに過ぎない。
トムヤムクンと言えば有名なタイ料理。独特の香りと酸味のある料理だ。そしてそれを元にタイの日清の協力を経て2014年に発売されたのがトムヤムクンヌードルである。一時は生産が追いつかなくなるほど爆発的な人気を経て、現在は定番商品となっている。
これがめちゃめちゃうまい。「人生で一番食べたカップ麺は何ですか?」と聞かれたら「トムヤムクンヌードルです!!!」と即答できるくらいだ。一人暮らしをした今でもトムヤムクンヌードルは家に常備している。
この商品が発売された時、僕は高校生だったのだけれども、あの大物YouTuber「瀬戸弘司」さんの動画でこの商品を知った。
嘘みたいにうまいうまいと絶賛するものなので学校帰りにコンビニに寄って食べたのだけれども、誇張なしにこれがうますぎると呟いていたのだ。
当時、エスニック系の料理はほとんど食べたことがなかった僕にとってパクチーを始めとするエスニックな香りと魚介の旨味、食欲をそそる酸味は衝撃的な味だったのだ。
それでいて一見さんお断りではない優しさも兼ね備えている。昔、小学生の時に割引券を貰ったからとタイ料理屋に行ったときに香りがキツくてトムヤムクンを残したことがあったのだけれども、それすらも乗り越えさせてくれるような包容力があるのだ。トムヤムクンヌードルのおかげで、あの頃のトラウマの克服ができたし、今では大のエスニック好きである。パクチーマシマシで頼む。
各社から日清のトムヤムクンヌードルが爆発的なヒットをしたことを踏まえて、トムヤムクンヌードルと名乗る商品は激増したけれども、日清のトムヤムクンヌードルが一番うまい。オリジナリティもある。
麺を食べきった後の〆のご飯もやみつきである。トムヤムスープがご飯にマッチする。一度で二度美味しい。なんなら残ったスープを使ってパスタを作ってもいいし、溶き卵を加えて茶碗蒸し風にしてもいい。これが絶品。語彙力が無くなるほど美味しい。
ああ、なんでこんなにおいしいものが、この世に存在するするのだろう。しかも150円程度で味わえるしコスパが良すぎる、世界のバグかこれ?
間違いなく「トムヤムクンヌードル」は神の食べ物。
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