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ジブリ好きが君たちはどう生きるかを見た感想(ネタバレなし)

こんにちは☺ 子どものみかたブログをお読みいただき、ありがとうございます!

今回は、宮崎駿監督のスタジオジブリ最新作、

君たちはどう生きるか

を見てきた時のインプレッション記事です。


鈴木プロデューサーの方針で、広告を一切打たないことで、逆に話題になりました☺


これだけ情報がすぐに共有される時代に、全く外に出さないことが、宣伝になる!と。


なかなか、究極の逆張りですよね!


でもやっぱり宮崎さんは、心配だったようですが、、😓


物語

ネタバレなしにお話ししますと、

最初は、わりとハッキリわかりやすい設定から始まります。

それが、徐々にファンタジーというのか、抽象的な世界観が広がっていきます☺

細かい部分も見逃さずに、見れば見るほど、楽しめるんじゃないでしょうか☺

これまでの作品と比べて

これまでの宮崎さんの作品と比べてみても、

より作家性の強いものになっている


と思います☺

それが宮崎の崎の字の違いということなのでしょうか、になっていますね。

これまでは、一緒に制作するスタッフの意見も多少は反映したものになっていたと思うのですが、

今回の作品は、

ほぼ宮崎さん一人で考えられたようです☺☺


作画はともかく、脚本や絵そのものは、宮崎さんそのものという感じです。

これまでなら、例えば『この辺はわかりにくいんじゃない』とか『この辺は見る側に合わせて』などと言われたら、多少は変えることもあったと思うのですが、今回はそれが全くないように思えます☺

素人目にも☺

それがもしかしたら、賛否両論ある感想にあらわれているのかもしれません。

これまでのジブリ作品を期待した人の中には、否定的に感じる方も居るのかも。。

でも、私はジブリ作品は好きですが、同時に宮崎駿作品が好きなので、とても楽しめました☺

この君たちはどう生きるかは、今後も何度か見てみたいと思うくらいです☺

今までの作品は、面白くてもそこまで繰り返し見たい!と感じなかったのですが、今回は強くそう思いました。


それはなぜなのかというと、この作品の作家性の強さ!だと思います☺

宮崎さんの作品

これまでも今回も、宮崎さんの作品は、何を伝えたいのかは明確には現わしていないものが多いと思っています。


それは作る側としては、後になって『こんなねらいで作った』とか『こんなメッセージがある』とか言うようなものではないと、話されたりしていますが、本当にそうなんでしょう。


それを言ってしまうとおしまいというか、、

見る側が、どう感じるか、どう考えるかは自由だし、解釈も自由、というのが大前提で。

でも、宮崎さんの作品はほとんど、実は物凄く、ねらいが詰まっているし、メッセージ性も強いものなんですよね。


『これを見たらわかるでしょ』とか『このシーンを見たら、普通そう思うでしょ』とか、あらゆる場面で意図的に考えながら作られています☺


※例えば、

『となりのトトロ』(1988)のような、見た目には明るくて、かわいい、一見子ども向けの雰囲気がある作品でも、

実は登場する場面に置いてある物や風景、登場人物の行動やしぐさなどは、状況やその背景を何気なく説明していたりします☺


でも、それがあまりに高度で緻密過ぎて、私なんかにはわからなくて、通り過ぎてしまっていることが、ものすごく多いと思われます😨


それを一つ一つ楽しむには、見る側に一定の知識も教養も必要になります☺

宮崎さんの作品は、これまでも多くの人に楽しまれていますが、宮崎さんが作品に込めた、全部のねらいやメッセージが本当にわかると、その何倍も楽しめるんだと思います。


そんな野暮な解説は、今後も永遠にされることはないでしょうが、、☺

(ジブリ文庫などの中でチラッと話されていて、それが垣間見えるのが意外過ぎて、とても驚いたり、面白かったりすることもありますが笑)


告知
〈ゴジラー1.0は誰のための映画なのか?!〉


まとめ

今回の『君たちはどう生きるか』は、

宮崎さんの作家としてのメッセージを凝縮した作品になっていると思います☺

なので、ジブリファンでもあり、宮崎さんファンでもある私としては、


何度も見たくなる作品です☺

そして、少しずつ理解したい作品だなって。

タイトルから、上から目線の作品なのかな?!と思われている方も居るのかもしれません。

でも、今までの作品と同じく、感じ方はそれぞれでいい映画ですが、あえてそう見ようと思えば出来てしまうので、あまり拘らず、楽しむことを優先しつつ、まずは理屈はあまり考えず、感覚を開放して、受け身になって全身で感じることが出来たら、より楽しめる作品だと思います☺


そして、違和感やアレ?!と感じたら、繰り返し見ることをお勧めいたします☺


上から目線という意味でいうと、基本的には見方をそれぞれでいいということはもちろんなのですが、これまでの作品も先ほども書きましたが、宮崎さんは意図やねらいを凝縮させて作られていますので、ずっと上から目線だったとも言えるのかもしれませんね☺


それが、ついタイトルに現れてしまったという苦笑


※物語はともかく、映像的に楽しいですので、こどもでも年長や小学生から楽しめるのではないでしょうか?



最後まで、ジブリ好きが君たちはどう生きるかを見た感想(ネタバレなし)をお読みいただきまして、ありがとうございます☺

もしよろしければ、スキ!やご意見ご感想などコメントで頂けたら、モチベーションになり、とても嬉しいです☺



こちらも、もしよろしければ☺

〈シン仮面ライダーの真(シン)のねらいとは?!〉


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