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水曜日のダウンタウン出演の吃音芸人から、本当の差別やいじめの意味を考える
こんにちは☺ 子どもの世界を広げたい!子どものせかいブログです!
今回は、2024年2月14日に放送されました、水曜日のダウンタウンの吃音の芸人さんについて考えたいと思います。
過去に放送され、社会問題となった時に私が書いた記事に基づいて、改めて考えてみたいと思います。
当事者の方や協会の方が抗議をされるのも、わからなくはないですが、
重要なのは、番組に出ている芸人さんと笑う側である視聴者の気持ちのあり方ではないでしょうか。
以前の記事でも書きましたが、出演している芸人さんには基本的に悪意は無いと思われますので、問題は見る側の気持ちのあり方ではないでしょうか。
笑った時に、差別や馬鹿にする意識があったのかどうかでしょう。
もし、そのような意識があれば、周囲の人が窘める必要があるかもしれません。
それが『教育』です!
笑ったのが子どもであれば、まだまだこれから伸びしろがあります。
周囲の良き大人との出会いによって、成長が期待出来ます。
問題は、大人ですね。。
おそらく、あのような場面を見て差別的な意識で笑ってしまう大人は、その方の育ち自体に何か課題があった可能性があります。
自分より色んな意味で劣っていると感じた時に、嬉しかったり、気持ちが良かったりするというのは、とても歪んだ感覚です。
幼少期から、ありのままの自分を認めてもらったり、受け入れてもらった経験が無いのかもしれません。
〈自己肯定感が持てずに育つと〉
大人でそのようなふるまいになってしまう人は、社会性にも課題を抱えるでしょうし、周囲に受け入れられたり、認められることも難しいかもしれません。
また、そういう方は、人から訂正されたり、非難されて自分の言動を直すということは、かなり難しい可能性もあります。
必要なのは非難や批判よりも、トラウマの解消などのメンタルケアなのかもしれません。
※元々の発達の偏りから、社会性に困難さを抱えている人も中には居ます。そのような方は、特に別途支援が必要です。
私は、芸人さんや音楽家、役者などの芸能の仕事は、ある意味では一般社会への適応が難しい方々のセーフティネットになっているところがあると思っています。
例えば、地味で同じことを繰り返し、日々コツコツと少しずつ積みあげるような仕事には向いていなくて、常に刺激的で脚光を浴び、承認欲求が満たされるような状態でないと、生きていけないというような。
ですので、芸人さんはプロ意識から人を笑わせている、そして私たちは笑わせて頂いているという立場で居られたら、どうでしょうか。
そうしないと、差別だ!と見る側が大げさに騒ぎ立てると、番組であるように、芸人さんは本当に仕事を失ってしまいます。
正義感から批判したいお気持ちもわかりますが、芸人としての立場も理解することが、必要ではないでしょうか。
そうしないと、それこそ視聴者による芸人さんいじめになってしまいます。
最後まで水曜日のダウンタウンから、本当の差別やいじめの意味を考えるをお読みいただき、ありがとうございました。
もし、よろしければご意見ご感想など頂けますと、嬉しい限りです。