50代で始めたガラス製作は、私の瞑想時間でありOUT PUTである
『パートドヴェールガラス』って知っている?
一般的にガラスを作っています…というと『吹きガラス』を思い浮かべると思う
私の習っているのは『パートドヴェール』という、メソポタミア時代からある工法である
フランス語で『ガラスの練り粉』という意味
作り方は…
①作りたいものを、粘土でコネコネして成型する
②その周りに石膏を固めて、粘土を掘り出す
③そこに、小さなガラスに着色の粉を混ぜた
ものを入れ、加熱する
粘土で成型するのも時間がかかるし、石膏が固まるのも、待ち時間が必要である
粘土を掘り出すのも簡単ではない
場合によっては、ヤスリで地道に磨いたりもする
とっても時間のかかる工程である
でもね
私の瞑想時間になっているのよ!
粘土を捏ねている最中や、ガラスを詰めている時間は無心なの
そもそも、瞑想が苦手な私
頭の中をからっぽに…と言われても、どうしていいのかわからない
次から次から…何かが浮かんでしまう
そしてそれを、消す努力をしている
ガラス教室に通い始めたきっかけは…
四柱推命を見て頂いて、ガラスと相性が良いと言われたから
ふ〜ん、位の気持ちでグラス教室を探してみた
ステンドグラス教室などが出てくるが、
ピンとくる教室がないまま、出会ったのが
『パートドヴェール』である
体験教室に伺ったら、なんとまぁ…
魅力されてしまった
まず、色々なガラスの破片が入ったガラス瓶にくすぐられた
静かに音楽が流れている教室で、生徒は二人まで
片付けは何もしなくて良い
工具や材料など沢山の細かい物があり、片付けられてしまうと、次回使う時に探すのが大変だからという…先生側の事情
ありがたい!
家では、後片付けは私の仕事でしょ
本当に嬉しいよね
これを作りたい!と作るよりも
身を委ねるという感じ
ガラスに任せる、手に任せるという感じで作っている
今まで、ねばならない的に生きてきた
何かになりたいと思って生きてきた
できない自分にがっかりして生きてきた
パートドヴェールに出会ってから
ガラス製作は、人生と一緒だと気づく
流れに身を任せると、結果、楽ちんで、一番良い形になる
花瓶や、お皿、クリスマスツリー、アクセサリー、ただのガラスの塊…
私から沢山のガラス作品が湧き出ている
これも一つの…わたしの OUT PUT
瞑想時間であり、私の内面を整頓する時間である
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