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認知症グループホームに勤務する管理栄養士の日常、管理栄養士として感じていること

今日は私が所属しているユニット※のミーティングがありました。

(※私が勤めているグループホームでは認知症の高齢者、9名様が共同生活をする空間を1単位としてユニットと呼びます。 施設全体では2ユニット18名の入居者様がいます。 )

ミーティングでは、最近の入居者様のご様子についてスタッフ同士の意見交換を行っています。

最近は管理栄養士としての意見を求められることが増えてきました。

入居者様の食事に関する問題は結構多いと思います。 主に下記のような相談を受けます。


①食欲不振の利用者様への対応について/栄養状態について

②体重の増減と食事の関連性について

③提供する食事が嚥下状態や食形態にあっているか/食事の調理方法について

④食事レクをする際の衛生面、調理面の相談


はじめは管理栄養士って何ができるの?

というところからだったので相談を受けることがとても少なかったです。

介護士さんだけで決定されることがほとんどでした。

なので、食に関する部分や管理栄養士としての意見できそうな場面にはどんどん自分から首をつっこんでいきました。


グループホームに就職し驚いたのは、管理栄養士に関する認知度の低さです。

大学で勉強し、栄養管理とは生きているすべての人に関係がある仕事だと認識していたため、誰にでも必要とされているものだと思い込んでいました。


実際はというと、、、栄養管理? 栄養の知識? みんな病気でもないのに栄養管理なんて必要なの? みんなご飯を食べれているのに、栄養不足なんてある? そのように思われている印象でした。 栄養士なのにグループホームに就職するなんて変わってるね。 といった空気。


他職員の反応に『私、間違えてるのかな?』と不安になることもありましたが、いつか必要とされる日が来ると信じて、介護職員として毎日の業務を覚えました。

どんどん首を突っ込むスタンスを続けた結果、介護報酬の改定も重なり、『管理栄養士さんの意見が必要かも? 相談してみよう! 』

と思ってもらえるようになりました。


私は毎日をより楽しく過ごすために、栄養や食事に意識を向けることが大事だと考えています。


日々の不調の原因に

栄養バランスの乱れや添加物の摂取過剰水分不足などが隠れています。

食欲不振の原因には薬が影響したり、歯の状態も影響します。

健康で居続けてこそ、食事を最大限に楽しむことができるのです。


私は入居者様たちに素敵な余生を過ごしていただくために、

薬を増やすか減らすかだけではなく、

栄養に目を向け不調の原因を解決していくこと、

1日でも長く、楽しく食事ができるよう支援すること

管理栄養士としてできることだと思います。

施設の入居者様たちに限らず、

すべての人に共通して、管理栄養士がお手伝いしていけることだと思います。 

今食べているものが、あなたの身体を作る材料です。


栄養管理は老若男女、病気かどうかなど関係なく必要なこと

少々強引にまとめましたが、多くの人に

もっと自分事として、栄養に意識を向けてほしいなと。。 


私自身、自分が栄養不足だったということに3年ほど前に気が付いた人です! ((笑)) 元栄養不足の栄養士です((笑))


『元栄養不足の人間が管理栄養士として文章を出していいのか!? 』

 この文章を読んだことに後悔される方もおられるかもしれませんね(; ・`д・´)

元栄養不足なのに偉そうなことを言って申し訳ございません<m(__)m>


栄養不足を経験した視点で、みなさんに伝えられることがあると

思っております。

良ければまた読みにきてくださいね!

栄養不足時代の経験なども語っていきたいと思います! ('◇')ゞ



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