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「霧」とは 11/25


気象庁 | 霧プロダクト (jma.go.jp)
これをクリックすると今現在の霧がわかります。
航空気象用霧プロダクトです。

霧の一般的な特徴
気象衛星による観測では、上空から雲域を観測するため、雲底が地面に接している場合()と接していない場合(層雲)の区別はできません。このため気象衛星画像の雲解析では、通常は両者を一括し霧(あるいは層雲)として扱っています。以下に、その特徴を述べます。

は、赤外画像で暗灰色またはさらに暗い色調で表されます。雲頂が低く周囲の地表(海表)面と温度差が小さいため、赤外画像から霧域を特定することは難しいです。強い接地逆転が起きている時に存在する霧は、雲頂温度が霧の無い周囲の地表面温度より高くなり、赤外画像では地表面より黒く見えることから「黒い霧(Black Fog)」と呼ばれます。

は、可視画像で灰~白色の雲域として見られます。霧域の雲頂表面は滑らかで一様です。雲頂高度はほぼ一定で、内陸に存在する霧域の境界は地形の等高度線に沿った形状を示すことが多いです。厚い上層雲や中層雲に覆われていない限り、可視画像による霧域の特定は容易です。下が透けて見える薄い上層雲に覆われている場合も霧の識別は概ね可能ですが、粒状の上層雲が覆った時は霧域の表面にその影を落とすため、ごつごつした対流性の雲と見誤まることがあります。一般に霧の動きは遅く形状の時間変化も緩やかなので、霧の判別には動画による動きや形状の変化を確認することも有効です。

霧の厚さは一般に数百メートル以下なので、霧の厚さより高い山や丘などの障害物に遮られ、障害物の風下側に霧のない切れ間が現れることがあり。このことから、その場所のおおよその風向を推定することができます。

気象衛星センター



「靄」と「霧」の違いがよく分からなくなりますが、
靄や霧は、主に空気中の水蒸気が細かい水てきとなって浮かんでいる状態で、、
水平視程が、
1km未満の場合を霧
1km以上の場合を靄といいます。



山にかかる霧でよく見られるのが、、
滑昇霧
山斜面を滑昇する湿った空気が、上昇する際に気圧が下がることで断熱膨張し(空気が膨れ)冷却されることで水蒸気が凝結して霧になります。

放射霧
陸上の夜間における放射冷却による気温の低下で発生します。このため、谷や盆地などの地形に沿って発生することが多く、また、霧域は時間の経過と共に同じ位置で拡大していきます。朝になって太陽光が当たり始めると、霧域は急速に消散する特徴があります。

また、海では、、
移流霧
海面水温の低い海面上に、暖かい湿った空気が移動して水蒸気が発生して霧になる。
夏の北海道近海でよく発生します。
冷たい親潮と南からの暖かく湿った空気とで発生する代表的な海霧。

蒸気霧
暖かい水面や海面上に冷たい空気が移動し、発生する霧です。
まだ海が暖かいときに冷たい北風が吹いたとき出る霧です。
風呂場の湯気ようなものです。

ほかに前線付近で発生する前線霧もあります。




下は今朝の天気図

11/25、3時の天気図です

こういった天気図にも”FOG”と霧のマークがあります。
北海道の東に黄色の波線の中が霧です。
と、その時の衛星画像


霧は風が穏やかなときに発生しますね。
確かに霧が出て幻想的な日に風が吹き荒れてることはないようです。
木枯らしは逆のような現象ですが、それぞれにいいところを見つければ、どちらも素敵です。
自然の風景に頭や心を合わせていくといいのかもしれません。
無理やり見つけるんじゃなく。


気象庁 | 天気分布予報・地域時系列予報 (jma.go.jp)

おはようございます。
今朝はいかがですか?
昨日はよく眠れましたか?

今日はよく晴れそうです。
楽しそうな庭を見るとこちらまで楽しくなります。

さぁ、今日もいい日にしましょう。
good time!

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