![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172753154/rectangle_large_type_2_3da7503a9f21a37ac6416156d16078b3.png?width=1200)
映画感想「ガンダム GQuuuuuuX」
ほとんどガンダムを観たことがない。
最後まで観たのは、Netflixの「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」だけ。30分×6話。『ザクがかわいい』という人の気持ちが少し分かった。
一緒に住んでいる夫はガンダムが好きで、ガンプラの発売日には早起きをして出かけていく。そんな夫に連れられて、ガンダム最新作の映画を観に行くことになった。
前情報はふたつ。『スタジオカラー×サンライズ』の最新作であること、『主題曲が米津玄師』であること。物語やキャラクターを知らないまま、映画のチケットを購入した。
そんな人の感想です。
まず思ったこと。
キャラクターデザインがかわいい!!
色彩がきゃわいい。目の色がきらきらしている。背景のこってりとした色彩に対比して、キャラクターは淡くて明度の高い色彩になっていて、とにかくかわいい。お目目の光が印象的。ひらめきのピルリルリーンとなるところ、色も音も好きだった。彼らの表現する"きらきら"もかわいい。
キャラクターデザインを担当しているのはイラストレーターの"竹"さん。ポケモンカードの絵も担当されている方でした。
ガンダムを知らない私でも知っているキャラクターが出てくるのが嬉しい。ネタバレになるので、名前は言わない。なるほど、こんなにカッコいいなら、そりゃ人気だと納得。
SFなので、物語についていけるか不安だったけれど……
丁寧に物語の地盤を説明してくれたので、初心者でも物語に入り込み、集中して楽しむことができた。「よく分かんないけれど、なんか分かった」でどうにかしちゃうマチュの『主人公っぽさ』に物語が始まるトキメキがあってドキドキした。まだ映画の段階では、どのキャラクターも素を明かしていない感じで、どう物語が展開されていくのか想像つかない。ハロってあんなにしゃべるんだ。
主人公機がかっこいい。ゴツくてメカらしい凹凸にわくわくする。何がデザインの基になってるんだろう。よく見たら、足が不思議な形をしていた。
初めて『IMAX』で映画を観ました。
IMAXは"高解像度映像と大画面、臨場感ある音響が特徴"らしい。本編が始まる前に、他の映画の予告編が流れた。その予告編から、映像も音響も迫力があり、わくわくする。
クライマックスで「Plazma」が流れる。「Plazma」は配信された当日から、リピート再生して聴いていた。映画のネタバレを踏まず鑑賞したので、物語と歌詞のリンクに鳥肌が立った。
その頃にはすっかり映画に引き込まれていて、空になったドリンクを抱えたまま観ていた。そのドリンクが、音響で震える。手のひらにビビビと伝わる興奮。全身で音を浴びるライブに近い感覚。なんだか涙が出そうだった。IMAXってすごい。これからも、迫力を味わいたい映画はIMAXを選ぶ。
【機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning】
監 督:鶴巻和哉
公開年:2025
場 所:映画館(IMAX)
▼映画記録
余談。映画を観てからの、夫との遊び。
「と、ガンダムは言っている」とどちらかが言うと、
「♪飛び出して行け宇宙の彼方~」と歌いだす遊びをしています。