【キラーチューン】
はっきり申し上げればEPの中では全曲全部キラーチューンなのですが、強いて言うならば4曲目の『Winter』です。
イタリア出身、バロック時代の作曲家アントニオ・ヴィヴァルディの名曲『協奏曲集「四季」作品8第4番ヘ短調RV297,"冬":Allegro non Molto』が物の見事にシンフォニック・デスコア(ネオクラシカル・デスコア)として再解釈され、原曲へのリスペクトや愛をふんだんに感じられる上、デスコアとしてcover.される事により一層、ヴィヴァルディの厳寒の世界への解像度が高まった様子が窺えます。