助手席から見たオーストラリア縦断の景色【日仏夫婦のなれそめ-🇦🇺3:オーストラリア縦断ロードジャーニー/キャンベラ〜メルボルン・縦断編④】
【概要】
この物語はフランス人の夫と日本人の私がオーストラリアで出会って家族になるまでを描いたお話。出会って3週間で意気投合し5555kmのオーストラリア縦断のロードジャーニーの様子を実際の写真とともにつづるノンフィクション小説です。また、チャプターごとに変わるTOP画のデザインは全て私の手書きです。
【目次】
▼チャプター1:出会い編
▶︎第1弾 最愛の夫の第一印象が最悪だった話
▶︎第2弾 策士なの?天然なの?ねえどっち?
▶︎第3弾 絶対に忘れられない恥ずかしすぎる初めてのキス
▶︎第4弾 当たり前の関係
▶︎第5弾 そうだ!シドニーに行こう!
▼チャプター2:ロードジャーニー/シドニー編
▶︎第1弾 ゴールドコースト〜バイロンベイ〜シドニーまでの旅
▶︎第2弾 念願のシドニー到着
▶︎第3弾 ボンダイビーチとおしゃれなランチ
▶︎第4弾 そうだ!キャンベラに行こう
▼チャプター3:ロードジャーニー/キャンベラ・メルボルン〜縦断編
▶︎第1弾 ん?キャンベラって首都だよね。
▶︎第2弾 寒すぎたメルボルン
▶︎第3弾 僕に着いてきてくれる?
その日は数日間の寒さが嘘のようなジメッとした朝だった。
スーツケースをトランクに詰め込む彼の汗が額から滴っていて私だけスーツケース2つもあることを後悔した。お互い楽な格好に身を包み今までに経験したことのない長い長いロードジャーニーが始まるのだった。
◇
朝起きてから日が沈むまで、時には12時間以上車を走らせた。ガソリンスタンドを1度でも逃すと次のガソリンスタンドまでどれぐらいかかるか分からない。見つけると必ず毎回フルタンクにすることだけは欠かさなかった。携帯の電波も町を出るとないのが当たり前の世界。
初期のipadが出た時からの10年以上のapple musicベビーユーザーである私の1万曲近くの音楽が旅のバックミュージックにとても役立った。
特にXavier Ruddの「Follow The Sun」は何度の何度も繰り返して聞いていたので、私達のロードジャーニーのテーマ曲となった。この曲を聞くとあの時に戻れる思い出の曲である。
この曲の歌詞のように毎日くる日も来る日も、太陽を追いかけてただ車を走らせた。
この音楽をかけて写真を眺めて見てほしい。これが私達の見たロードジャーニーの景色だ。
エミュー注意の看板
そして本当に見つけた野生のエミュー達(見えにくくてすみません)
これ、公道としてgoogleマップに記された道なんだけどなぁ。(笑)
これ、一応高速道路らしい(笑)高速道路ってさ、道の上にあるんじゃないんだね。(笑)
カソワリ注意の看板
急に飛び出して横切ってくる野生のカンガルー(車のアンテナが邪魔だよぉおおw)
何事もなかったように颯爽と駆け抜けていったカンガルーさま
知ってる?オーストラリアのアリって緑なんだよ
なんていう蝶々なんだろう。
マジックアワーは本当に魔法のような時間で…。
助手席で景色を見るだけで飽きることはなかった(助手席のミラー越しの景色)
お星さまも綺麗に見えてこんなにたくさんの数があることを初めて知った。月も眩しかった。
旅を終えた車は流石にどろどろ(笑)
そして何よりどんな過ごし方をしても1日の最後には必ず終わりが来るんだと心から悟った。
そしてこの旅の運転手の彼。現在の夫である。
つづく
次のお話
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▶︎今回のあとがき
ロードジャーニーの風景を楽しんでもらおうと、写真を貼っていると結構なボリュームになったので、内容が薄くてすみません。。(笑)数話前のあとがきで前述した通り、iphoneで撮った写真はほぼ残っていないのですが、カメラで納めただけの写真でもこれだけ残っていて嬉しくなりました。写真を見てあーまた旅に出たいなーと話していて、一昨日イタリアのミラノまで車で弾丸ロードジャーニしちゃいました。(笑)
(この数日間UPする時間がバラバラになってしまったのはそれも1つの理由です。)
その様子はまた近日中に記事にしますので、お楽しみに♡
そして、物語にバックミュージックをかけることができるのはnoteの素敵な特性だなと感じました。良かったら曲を聴きながら読んでみてもらえると嬉しいです♡
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それではまた明日。
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