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【古文】『源氏物語』『紫式部日記』/辞書引きながら

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英文学を読むなら英語で、ロシア文学を読むならロシア語で、『源氏物語』を読むなら古文で。外国語ならば、翻訳者に委ねるのも仕方なしとしても、せめて日本の古語なら、現代の作家が自己の世…
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#和泉式部

【和歌】和泉式部/『紫式部日記』登場の歌人(1/4)

和泉式部(天元元年(978年)頃 ~ 没年不詳)  越前守大江雅致と越中守平保衡の娘との子、姉妹複数<近藤みゆき『王朝和歌研究の方法』(笠間書院)> 夫は和泉守橘道貞、娘は小式部内侍  冷泉帝の皇子為尊親王と親交があり、その死後、弟の敦道親王と親交(二人の間に子石蔵宮永覚)、その後夫との関係は不明、寛弘の末(1008年 -~1011年頃)、一条帝の中宮藤原彰子に出仕、藤原道長の家司藤原保昌と再婚、万寿2年(1025年)に娘小式部内侍が病死した際の和歌、万寿4年(1027年)に

【古文】他人(ひと)を評するは己(おのれ)を評す/『紫式部日記』を読んで

 『紫式部日記』には和泉式部、赤染衛門、清少納言の三人について歌人として評価している箇所(二節)がございますね。  あの人のあそこが良いの悪いのと「他人(ひと)を評することは、その実、己を評すること」なのでございます。平安時代にこのような考え方があったのか否かは定かではございませぬけれども、さて、思慮深き紫式部女史はどうであったのでございましょうか。  他人(ひと)に対して、かなり高飛車な言い様でございますけれども、最後に自身のことに触れてございます。やはり、他人(ひと)こ