『源氏物語』(古文)を読んだときの覚え書き_第1帖『桐壺(きりつぼ)』
まず、はじめに
古文での敬語の使い方を知りたいという思いがあって、大長編であることを覚悟に『源氏物語』を読むことにいたしました。読むからには、現代の作家が自己の世界感にて口語訳した物語でなく、本来の作者である紫式部の観点が解るように古文で読むことに挑戦いたしました。これとて原文ではなく写本なのですけれど、まあ、それはそれとして。
古語辞書を引き、注釈書を参考にしながら読み進めること10か月、前になんて書いてあったか忘れないようにメモ書きをしておきました。ここに載せるのはそ